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藤田愛理さんへ

一年の大詰めになってくるとそこはかとなく寂しさを感じ、ぼんやりと昔のことを思うようになったのは、自分がちゃんとおじさんになっている証なのでしょうか。今日も別に考えるともなく、幼い頃のことを少しだけ思い出していました。

幼稚園から小学校低学年ぐらいまで、よく泣く子でした。末っ子で甘やかされて育ったからなのか、はたまた感受性が豊かだったのか。自分でもわからないけれど、悲しくては泣き、寂しくては泣き、痛くては泣いていた。そんな気がします。

そして当時から半世紀近く経った今思い出すのは、悔しくて泣いたことが一番多かったなということです。叱られては悔しがり、意図が伝わらなくては悔しがり、望む結果が得られなくては悔しがり。そのたびに我慢しようと思っても涙が出てくるということを繰り返していました。
中でも「言葉にできなくて悔しい」という思いでよく泣いていたのは、よくおぼえています。

食べ物の好き嫌いが多くて母から「何で食べられないの?」と叱られては、「なんでなんてわからない(けど食べられない)」と悔しがり、欲しいおもちゃを買ってもらえず「なんでこんなものが欲しいの?」と言われては「なんでなんてわからない(けど欲しい)」と悔しがり。そのたびに悔し泣きを繰り返していました。

当時の感情や経験は今もすごく心の中に残っています。そしてその頃に「人の気持は言葉にならないんだ」ということを学んだ気がします。

今はこのnoteでCROWN POPに対してああだこうだと「っぽい」ことを書き連ねていますが、結局、これだって後付けの話だし、これで自分の想いがすべて表現できているかといえば全然そんなことはありません。
自分で読み返して「いいこと書いてるなあ」と内心自画自賛することもありますが(笑)、それよりも「これだけじゃないよな」「足りないな」と歯噛みする機会の方がずっと多いのが現実です。

藤田愛理のどこに惹かれたのか。
それもこれまであれやこれや、いろいろ書いてみましたし、それにはまったく嘘はない。全部、自分が感じた率直な想いです。
ただ、率直な想いではありますが、これまで書いたことだけでは全然、現しきれていないというもどかしさも実感しています。

ティーカップかわいい。ありがとう

結局、藤田愛理を好きだから「好き」なんです。

これまでの人生で極めて強く惹かれた人というのが、片手の指で充分数えられる程度ですが、虚構/現実の世界にそれぞれいたりします。正直なんでだかわからないけど、言葉になんか出来ないけれど、抗うことも出来ない魅力を感じてその世界に引き込まれる体験を、本当に数人に対してだけ味わってきました。

藤田愛理さんもその中に位置づけられる感覚です。

言葉には上手くできないけれど、その魅力に抗うことなど出来ようはずもない。後付けであれこれ語ろうと思えど、それでは自分の心を表現しきれない。そういう存在です。

正直、あいたんも大好きだしCROWN POPも大好きなので、一年の締めくくりは昨日の記事にしようかと思っていたのですが、やはり中でも特別な存在のあなたに対する気持ちを、不十分だとしてもちゃんと記して一年を締めくくろうと思います。

「夏恋スコール」のMV拡散企画で当選して頂戴したメッセージ。あなたは僕の言葉に「心を動かすパワー」があると、すごくうれしいことを書いてくださいました。

夏恋スコールMV拡散企画でいただいたメッセージ画像

コンテンツの受容者でしかないファンごときが何かをしてあげようなんて、考えるだけでもおこがましい気もするのですが、もし藤田愛理さんにつらい時間があるのであれば、ほんのわずか、ほんの少しでも、それがたとえ不十分なものであっても、言葉でパワーを送ることが出来ればうれしいなと思います。

どれだけ時間が空いたとしても
どれだけ距離が開いたとしても
どれだけ関係が長く続いたとしても
どれだけ多くのファンに自分が埋もれたとしても
どれだけ想いを言葉に出来なかったとしても

あなたは僕にとって尊敬すべき存在であり、スーパースターです。
いつも笑顔と力を与えてくれる世界にたった一人の存在です。

2023年もどうぞよろしくお願いします。
来年の活躍、そしてまた笑顔でお話しできるのを楽しみにしてますね!

次の機会を楽しみに、のんびりゆっくり歩いていきましょう。

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