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真っ当な人が勝つ世の中であってほしい

瞬きのタイミング

あーりんさんと同じタイミングで瞬きをしたら、きっと同じ世界を見れるのかも

藤田愛理/スタコミュ2022.8.28

あいたんがスタコミュで@JAM EXPOの感想を述べながら、あーりんのステージに触れたとき。
「かわいかった……」とため息混じりに振り返るのは、<アイドル界のアイドル>がパフォーマンスを通して見せたかわいらしさ、セクシーさ、華やかさ。そして、
「(あーりんは)いろいろな表情をするから、ステージで。目が離せないよね。瞬きも……」
という言葉に続いて、冒頭の言葉が出てきました。

すごく素敵な表現だなと思って。
相手と同じタイミングで瞬きをすることで同じ世界を共有するなんて、もちろん考えたこともなかったし、どこかで聞いたこともなかったと思う。でも、相手との一体化を願う気持ちがすごく感じ取れて、すごくきれいな表現だなと、誇張抜きに少し感動もしました。

第一印象とは違う……かも

最初は、あーりんのあらゆる表情を見逃したくないから、同じタイミングで瞬きしたいということなのかなと解釈したんです。いや、たぶん、言葉を発した本人はそこまで意味深く考えたりしていなくて、ふわっと発した言葉なんだろうと思うんですけど、あまりにきれいな表現だったので、どういう意味合いがあるのかなと勝手に想像してしまって。

で、そう、最初はあーりんのあらゆる表情、一挙一動を見逃したくない。そんな強い気持ちから、瞬きのタイミングを同期したい気持ちが生まれたのかなと解釈したんです。でも、考えてみたら、同じタイミングで瞬きしたら、あーりんが瞬きしてる瞬間の表情を見ることができないじゃないですか!
強い好意を持つ対象をほんのわずかでも見逃したくないのであれば、「瞬きする間も惜しい」が正解(?)なんですよね。僕がクラポのステージを見るときみたいに。

でも、あのとき藤田愛理さんが口にしたのは「あーりんさんと同じタイミングで瞬きをしたら、きっと同じ世界を見れるのかも」だったし、僕はその表現がすごく素敵だなと感じたわけです。だから、こちらの第一印象はきっと少しずれている、はず。

ステージに立つ者の意識

ヒントは「きっと同じ世界を見れるのかも」ですよね。
あのとき、華麗に移り変わり、つねに観客を魅了しつづけるあーりんの表情について語りながら、あいたんがイメージしていたのは、あーりんが見る世界、あーりんの目に映る世界だったんです。
こちら(客席)からあーりんを見る世界ではなく、ステージからこちらを見ているあーりんの世界。それが、この言葉を発したときのあいたんの頭の中にはあったはず。

あーりんと同じタイミングで瞬きをすれば、あーりんが見ているのと100%同じ世界を受容することができるんじゃないか。そんな気持ちが現れた言葉だったんです。

単なるファンとしてだけではなく、つねにパフォーマーである自分が頭の中にあって、憧れの存在に少しでも近づきたいという願いが、ふと音になって現れた言葉だったのかもしれません。
もちろん、前にも書いたように、あいたん自身はそこまで思考を整理して発した言葉ではないと思うんです。あーりんのステージを振り返る中で、なんとなく口をついて出た言葉に過ぎないのでしょう。だからハッキリと、これは100%観客目線の言葉ではなくて、ステージに立つ者としての意志もx%含まれていますとか、そんなくだらない線引きもないはず。

ただ、いつも言葉に対して誠実で、かわいいものが好きで、ステージに立つことに一生懸命である藤田愛理という一人のアイドルとして自然に出てきた表現なんでしょうね。そのぐらい、どんなときもステージから我々を楽しませることを考えてくれてるんだというのが、あらためて伝わってきて、ちょっと目頭が熱くなったりしたのはナイショです(そもそもまるっきりの考え違いかもしれないし・笑)

ナチュラルでやさしいCROWN POP

あいたんもそうだし、CROWN POPのメンバーはみんな、発言に計算がなさそうなところが素敵だなと思うんです。まあ、アイドルってみんなそうなのかもしれないけれど、ちょっと前に、おそらくマネジメントサイドの意向を受けてであろう、少し露悪的というか、客をおちょくった(そのおちょくりを笑いにしようとした)というか、そういう発言が増えてきたアイドルさんを見てげんなりしてしまったことがあったので、いつもナチュラルにやさしい想いを言葉にしてくれるクラポのメンバーには、心底、癒やされています。

雪月心愛という存在

最近、特にそれを強く感じるのは、やはりみぃあちゃんのスタコミュですよね。一人ひとりのファンに対する認知の深さ、それそのものにもビックリするけれど、それを以てして、やさしくていねいに語りかける姿勢は誰にもマネの出来るものではないのだろうと思います。
そして同時にすごいなと思うのは、彼女の自己客観化能力というか、自分がどう振る舞うことが相手にとっての喜びとなるのかを、つねに客観的に意識できていそうなところです。すごく知性を感じる振る舞い。

それは計算という意味ではなくて、根っからのやさしさであったり、思いやりの心であったり、そういう性格に頭の回転の速さや記憶力の良さが加味されて出来ることなんだろうと想像するのですが、自分とファンのコミュニケーションをいつも一歩引いたところから眺めて、その様子を感じ取ることまでも楽しんでいる雪月心愛がいる。そんな風にも感じます。

みぃあに教えてもらったマジックワード

ついったーでは何度か書いた気がするんだけど、みぃあちゃんはすごく大人っぽい考え方が得意な子だなといつも思っていて、以前、しゃーわせ(幸せ)について語るスタコミュ(6/15配信/1h19m45sあたり〜)の中で幸せの感じ方について話したあと、「で、もしなんか大変なことがあったら、『そう来たか』とか言うといいですね」って話していたことがあるんですよね。

このフレーズもすごくなるほど!って思って。大変なことがあったときに、自分を客観化してとらえる、要は他人事として考えてみると、少し気持ちが整理されることがあって、「そう来たか」はまさにそんな行動に移るためのマジックワードだなって感心したんです。それ以来、実際に自分の中で「そう来たか」はかなり活用させてもらってるぐらい。

傷つきやすいところに手を当てられる人

たぶん、みぃあちゃん自身がすごく繊細な心の持ち主で、自分であろうと他人であろうと、心のやわらかな部分にどんな風に接することが大切かをすごく理解されてるんでしょうね。相手の傷つきやすいところにも、とてもやさしくやわらかく手をあてることができる人なんだろうなって思います。
その感性が大人っぽいということとは違うかもしれないけれど、年齢性別問わず、そんなに素敵な心持ちを体現出来る人ってそうはいないので、ほんと素敵だなあと……。

スタコミュ大好きマンなので、最近、スタコミュで目立つ二人の話ばっかり書いてしまったけれど、さほるんもりなてぃーもいぶいぶも、すごく落ち着いていて、やさしさにあふれていて、自分の言葉を持っている感じがいつも伝わってきます。

クラポの真っ当さが好き

もしかしたら、さっきのファンをおちょくるじゃないけど、ちょっと悪目立ちするような計算があって話題づくりをするアイドルの方が人の目に止まりやすいのかもしれないけれど、でもそうじゃなくて、クラポの5人のように素直で、変な打算などなく、言葉を届けてくれて、パフォーマンスに向き合ってくれるグループの方が正義だなと感じるし、こういう真っ当なグループにこそ光が当たる世界であってもらいたいと強く思います。

ん〜、書いていくと、いつもなんか大仰な話になってしまうんだけど、結局、#クラポかわいい ってことなんですよね。今週はオンコロライブに行けるし、来週はいぶちゃんの生誕祭!
夏はもう終わりかもしれないけれど、楽しみはまだまだつづきますねー。またステージが見られるの楽しみだな!!

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