目指す模試の点数について

【前置き】
リンク先から飛んでこられた方以外の方は読まれない事を強くおすすめします。


薬剤師国家試験は相対評価のため大体70%弱が近年は合格基準となっています。
相対評価と言うと、どれだけ優秀な人たちの集団であってもA評価を貰える人もいればE評価をつけられる人が100%いるという事です。
つまり相対評価とは個人戦と言われています。
受験でいえば周囲の人間を何人倒せば受かるなんて言われるアレです。
それと同じで周りは敵であるのが相対評価です。

卒業式の日に後輩たちには「僕が薬剤師国家試験にほとんど勉強せずとも合格できたのは他の大学の友達あってのことだよ」と言いました。
みんなキョトンとして「ご謙遜を〜」と言うのですが、1人だけ「相変わらずいい性格してますね笑」と優秀な後輩には見抜かれました。

お分かりでしょうか。
〇〇在籍の方は8割くらいの他の大学は敵では無いと思ってください。逆に友達になれる存在と思ってください。
何故かというと幸運な事にはそれなりに上位に位置しており〇〇の中でも上位80%にいると安心して国家試験は受かってしまうくらいだからです。

日本には、上位に位置する大学群を陰ながらに支えてくれる薬学部を保有する大学が無数に存在しております。
そのため、その大学群が送り出す受験生が分母を増やしてくれるので相対評価は逆に受かりやすいメリットとなります。
たまに6年生在籍数の上位30%しか出願させないという無茶苦茶な大学があって抵抗してきますが、その手の大学は漏れなく既卒生の人数が新卒に比べて非常に多くもちろん既卒ということは国家試験を1度落ちているレベルのため低い合格率で貢献してくれます。
〇〇に入学する実力が有れば、今の点数や定期試験の成績度外視でそれなりにお勉強ができる人間と思ってください。
入試のB方式の話になりますが、人数で選抜してるというより、6年間耐えられる頭であるかを基準に合格を出している可能性があるのではないか?と個人的には疑っています。A,Cは100%耐えられます。

この論を裏付ける証拠として薬ゼミの模試を3回受けるのですが、全国平均と学内平均の変動が3回で大きく変わります。
他の大学は4月が勉強が始まるところが多いですが、〇〇は8月に夏期講習が少しだけあり勉強は実質9月からスタートします。5ヶ月も差があるなか9月に行われる模試Ⅰ〜の平均点はどうか。
【模試Ⅰ】(9月)
〇〇の平均点=全国平均-18点
【模試Ⅱ】(11月)
〇〇の平均点=全国平均+1点
【模試Ⅲ】(1月)
〇〇の平均点=全国平均+13点
いかがでしょうか。
相対評価はメリットであるという論に納得いただけたかと思います。
では勉強しなくてもいいのか、というとそういう事ではありません。
残念ながら〇〇をエサと思ってる大学も多少存在しているのでエサにならないように勉強する必要はもちろんありますし、〇〇の"学生"がエサだと思っている大学群にも大物は無数に存在しています。

〇〇の真の合格率はおよそ23卒で84%
そのため、全国平均を目標とした勉強法ではなく学内で最低でもせめて70%には入ろうという動きをベースに勉強してください。
では学内の上位70%は模試で言えばどのくらいか
というデータを、最初に読むなと書いているにも関わらずここまで読んでいる〇〇以外に公開するわけにはいきませんので僕の妄想による点数を載せておきます。
根拠もなく、朧げながらに浮かんできただけの点数ですが、
【模試Ⅰ】140点
【模試Ⅱ】185点(+45点)
【模試Ⅲ】220点(+35点)
となります。
完全に妄想のため、全く正確ではありません。
ただ、【模試Ⅲ】の全国平均は大体毎年210点〜くらいなので全国平均をベースで見ているのではいけないと思います。
【模試Ⅲ】で220点とれば正直残り2週間遊んでても合格します。友達は220点で2週間遊んでました。
僕は220点以上にはなりますが、2週間ゲームずっとしていても余裕で合格しました。


①最低でも取りたい点数
【模試Ⅰ】140点
【模試Ⅱ】185点
【模試Ⅲ】220点

②余裕を持っておける点数
【模試Ⅰ】160点
【模試Ⅱ】195点
【模試Ⅲ】235点

③直前期2週間くらいコロナかかっても余裕な点数
【模試Ⅰ】180点
【模試Ⅱ】215点
【模試Ⅲ】240点

④直前期1ヶ月くらい意識不明でも余裕な点数
【模試Ⅰ】200点
【模試Ⅱ】235点
【模試Ⅲ】270点

とりあえず平穏に行きたいなら①ですが、それなりに精神的苦痛を味わったとの声が多いです。一緒に留年しよ!と試験の時に言われましがその方は最終的に国試の必須80点でした。杞憂であり実際受かります。コチラは上位70%くらいかなと先程も記載しましたが妄想を膨らませています。正確ではありません。

②のムーブの人はバイトもしながら楽しくやってる人、趣味を継続しながらやってる人、研究室の手伝いしてる人、沢山いました。余裕を持って合格できますが直前期に精神的苦痛を味わったとの声が多いです。こちらもやはり杞憂に終わっています。コチラは上位50%くらいかなとダーツでダブルブルを取ったのできめました。正確ではありません。

③のムーブの人は図書館に朝から晩までいたり授業が終わったらすぐに図書館で席取りして、置き勉している人に対してTwitterで文句を言っている節がありました。席取りに関しての精神的苦痛と直前期の精神的苦痛を味わったとの声がありました。コチラは上位30%くらいかとスマホの残りバッテリー残量から勝手に決めました。正確ではありません。

④〜の点数の方のムーブの人は勉強が大好きな人、勉強に熱心な人、勉強しなくても余裕な人である傾向にありました。いつ見ても勉強している友達にLINEで勉強星人ですか?って聞くと勉強大好き💕でも試験の不安が半端ないから早く終わってほしいと直前期の精神的苦痛を味わった方、6年間勉強コツコツされていて余裕の方、元から頭が良くてあまり勉強せず直前期もヘッチャラな方様々な方がいますが、コチラは上位10%くらいかなと思います。
10%となってくると点数がバラけるので一概には言えないためコチラも妄想になります。【模試Ⅲ】で344点と言っていた友達もいます。

直前期の不安はどの層でも大半の人が経験しますが、当たり前の事ですが点数あればあるほど不安は減ります。

全国では無く学内でどの位置にいるか、どの位置を目指そうか、そちらをベースに指針を立てると上手くいくと思います。とりあえず【模試Ⅰ】を目指して頑張り位置を確認してください。模試の成績表には自身の点数だけではなく学内順位、学内平均も載っています。

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