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いしかわ自然学校 noteマガジン

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いしかわ自然学校のインストラクター・受講生・OBによるインタープリテーションライフのウェブマガジンです。
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#田舎暮らし

モズに学ぶ生存戦略 やはり計画的な男子はモテるらしい

ゲストハウスの庭の剪定をしていた所、そこら中の枝にカエルや虫が突き刺さっているのを発見しました。 これはモズという鳥の習性の「モズのはやにえ」で、冬の保存食を蓄える行動です。秋から冬にかけてモズは冬で餌が枯渇する時期をみこして保存食として木々に虫やトカゲ、カエルなどを突き刺すのです。 ミイラ化したカエルを見つけたときには結構びっくりしますね。 オスが魅力をあげる秘密はやにえで蓄えた餌を利用して、寒気の厳しい時期を乗り越えたオスは十分な栄養をとって声帯が発達し、栄養不足の

初雪、降りました

ゲストハウス黒崎BASEが拠点を構える加賀市黒崎町は沿岸沿いの町なので、最近はドカンと雪は積もらないのですが昨日から今朝にかけてなかなかの吹雪です。昼ごろ落ち着いてご覧のようにしんなり積もっています。 庭先のたぬきの置物も寒そうですね。今年は庭木の前提をしっかり行なったのですが、金沢のように雪吊りまではできませんでした、しかししっかり前提したことで落葉した気でも気持ち悪い枝の絡みなどはなくスッキリしているのですが、これは完全に玄人目線ですかね。 今年で住居のメイン拠点とし

畑にあまり見ないカエルを発見!シュレーゲル/ モリアオガエル

緑のカエルといえばアマガエルが基本だと思いますが、サイズ的にも発色的にもちょっと違うカエルを見つけました。 大きな緑色のカエルはシュレーゲルかモリアオガエルという種類です。 皆さんはどちらに見えますか。なかなかマニアックでわかりませんね。 主に目の部分の虹彩によって見分けるようです。

季節で異なるシソの楽しみ方 穂紫蘇を収穫する

畑では夏に葉っぱを堪能させてくれた紫蘇が花を咲かせています花が散った後、種が黒くなる前の実も旬の食材になります。 「穂紫蘇」と言われていて天ぷら、お刺身の香りづけの他に塩漬けにしたり 大葉味噌にいれたり色々楽しめます。

いしかわ自然学校の受講メンバーと考える竹を活用したイベント〜冬の間伐体験〜

のりにてぃです。いしかわ自然学校のワークショップ企画の視察のため、橋立自然公園に来ています。 「田舎暮らし体験チーム(仮)」のメンバーと竹の剪定体験を予習するため色々と勉強中です。秋冬は竹の剪定時期なので、身を持って体験できます。 竹の成長速度は凄まじい竹の成長速度は凄まじく、数年放置しただけで地表までなかなか光が届かないほどお生い茂ります。間伐する際にいろいろなスタイルがあるとレンジャーの方に教わりましたが、概ね畳一畳分は木の間を空けると良いそうです。 その他にも一工

間伐材を使ったいろいろな製品アイディア

先日に続き、橋立自然公園にお邪魔してきました。間伐で落とした太めの枝にもいろいろな使いみちがあるのですが薪として活用する以外にも木の材質や個性を生かして製品づくりのアイディアが眠っています。 今回紹介するのはハンダゴテを使って簡易的なタイポグラフィーを焼き付けるプレートです。 お店の看板や席次表、表札などシンプルなアイテムですが、手軽に温かみのあるモノづくりができる感じですね。 親子で楽しめるワークショップとして設計することもできそうです。