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いしかわ自然学校 noteマガジン

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いしかわ自然学校のインストラクター・受講生・OBによるインタープリテーションライフのウェブマガジンです。
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2022年1月の記事一覧

幻のカニ「黄金ガニ」とは

黄金ガニは、越前ズワイガニと紅ズワイガニが合わさったカニで、ほとんど水揚げされません。 先日の仕入れでマルヤ水産さんに1匹入荷してていつものベニズワイかなと、その時はスルーしてだのですがあとで気づいてかっとけばよかったなと後悔。 茹で上がると口まわりが「黄金」色になることから「黄金ガニ」と呼ばれており、身の甘さは紅ズワイガニ、大きさと味噌の旨さは越前ズワイガニの良さを引き継いでいるそうです。 次にいつ入荷するかわかりませんが、カニの季節ないにまたお目にかかれれば御の字で

庭木の剪定と焚き火で里山の健康を守る

最近のマイブームとして庭木の剪定枝でする焚き火にハマっています。松の木を庭に植える家はだいぶ減ってしまいましたが、加賀市の里山には多くの松の木が植わっています。外来種のマツクイムシの影響で多くの松が枯れてしまいましたが、これは必ずしも害虫のせいだけではなく、適したタイミングで間伐や剪定をおこなわないことで周囲の環境にも病気や害虫が広がったことも原因です。 現代では剪定した枝で焚き火をするような文化が廃れてきていますが、昨今のキャンプ流行でもこのような循環要素ができると素敵で

子育てサロン~冬にドンドン~

2022年1月16日(日) 10:00~12:00  夕日寺健民自然園 参加者:8組の親子  朝から雨で、雪遊びができるかどうか心配でしたが、思ったほど雨がひどくならなかったので、森へ探検に行くか、そりや雪だるまなどで雪遊びするか子どもたちと相談 雪遊びをしたい子、森に探検に行きたい子がいたので、分かれて行動します 森探検にいくと、動物の足跡やフンがいっぱい 雪遊びを選択した子たちは、そり遊びに没頭 雨のかなでも、子どもたちは平気です 1時間ほど遊んだ後、ぜんざいを

ズワイガニの卵がかえった

この時期になるとカニ漁解禁の終盤に差し掛かり、水産の生簀に泳ぐズワイガニの卵がかえっていることがあります。 集合体恐怖症の人は辛いかもしれませんが、小さいゴマ粒くらいの幼生が水槽に泳いでいるのを見るとなかなか楽しいです。 カニの幼生はカニの形をしていない カニの赤ちゃんは最初からカニの形をしているわけではありません。プレゾエア、ゾエア、メガロッパなど名称と形態をかえて成長していきます。孵化の季節は1~2月の真冬です。 体長はわずか3mmしかありません。 刺や突起が何もない

廃材からのDIY

今日はいしかわ自然学校の受講メンバーと、『竹であそぼ』企画で竹を切って製作する際に使う工作台を作りました。 メンバーの中に指導して下さる方がいて、真っ直ぐな線の引き方、ノコギリの入れ方など基本的な事から丁寧に教えていただきました。 そして完成した工作台!!✨ 今日1日かけて、工作台が3台・ベンチが1台出来上がりました。 1人では出来ない事も、仲間がいるから出来る。 今回の企画を通して、改めて実感した1日でした😊

こんにゃく作り

我が家の畑で育てたこんにゃく芋で、今年も子ども達とこんにゃく作り♪ こんにゃく芋は、春に植えたものを秋に収穫し、翌春にまた植え直す、この作業を3年ほど繰り返し、やっとこんにゃくが作れる大きさになります。 ちなみに上の写真は、左から生子(きご)、1年玉、2年玉、3年玉のこんにゃく芋です😊 こんにゃく芋にぬるま湯を入れて、ブレンダーやミキサーを使い、滑らかなペースト状にする作業。 子ども達は、こんにゃく芋が幼稚園などで使う『でんぷんのり』みたいになるこの作業が1番楽しかっ

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輪島の鴨が浦にて