アプリで会った人のNG発言。不安を相手に押し付けない。

こないだ会った人が

・見た目よし
・気も合いそう
・真面目そう

だったのに、一線を超えてみよう、と思えなかった。

その理由を書いてみようと思う。

・アプリでのぶっちゃけ話をしすぎた

「勧誘に会った」「体形が違いすぎた」等、
話としては面白いのだけど、あまりに赤裸々に話すので、
「私は友だち枠かな？」と思った。

友だち枠なら私もぶっちゃけたいし、
そうでないならぶりっ子しておきたい。

話す、話さないのラインの位置がわからず、混乱した。

・身長を気にしすぎ

彼曰く、身長を書いたらマッチが激減したそうだ。

Tinderには183cmとか、180cm超えを書く人が多い。
書かない人は、私は160cm～173cmくらいと予想する。

きっと180cmの人は180cmと書くし、
175cm～の人は高身長とか書くのだろう。

彼は正直に165cmと書いていた。

そして実際に会ったらそうだった。
もともと知っていて来てるのだから、私は彼に身長を期待していない。

それなのに、「身長で足切りされる」
「160cm代なのに盛ってもしょうがない」
など話されると、余計コンプレックス感が強くなるのだ。

・見た目に自信ありすぎ

「俺、20代って言った方がいいと思うんだよね」
みたいなことを言われた。

とても返しに困った。

多分、ファッションや感性が若いと言いたいのだろう。
それはそうだし、正直こちらも「気だけ若いアラサー」で同類である。

でもさ、いくら気を張っても、皮膚は張れないのよ。

見た目が悪くない、若く見られる。
実際がどうであれ、初対面の相手に言うことではない。

彼の行動から何を学ぶべきなのか

それは「自分ばかり見るのをやめよう」ということだ。

自分のコンプレックスを、否定してほしくて
「身長なんて…」「私、太ってるから」

自分を認めて、褒めてほしくて、
「若いっていわれるんだよね」

人間だから、そうしてほしいのがわかるし、
私も言ってしまいがち。

でも、言われた側としては
「そんなこと、知ってるよ。見たらわかるよ」
以上の感想はない。

そんなことより、私がいいと思った、あなたのいいところの話をもっとしようよ。

「身長なんて盛れないから」
「芸能人の〇〇に似てるって言われるんだよね」
「30代だとおじさま感が求められるじゃん。
俺はそういうのないから、20代っていった方がいいかも」

先日、彼が言った言葉である。

（話してると普通っぽいけど、書き出すとナルシスト感が満載だな…。

ナルシストが悪いのではない。
ナルシストな発言を初対面の相手にすら隠せないバカさが嫌なのだ。）

大体の人は、ここまであからさまな発言はしないだろう。

でもきっと、ちょっとばかしは
「私、太ってるから」「モテ系ファッションじゃないし」
「高収入じゃないし」「気が利かないし」
と、相手にコンプレックスを押し付けたり、

「若いとは言われるんだよね」（そうだよね？）
と、相手に確認を求めたりしてしまうんじゃないだろうか。

モテる人というのは、基本、
自分でなく、相手を見る人なのではないだろうか。

「どう言えば、何をすれば喜ぶんだろう」が、
「わたし今、こう思われてるかも」を上回る人。

もし、好きな人と話せそうなとき、
意識してみるといいかもしれない。