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誰かに伝えるというよりは自分が言いたい、を目指す

Twitterが道端で歩いてるときに独り言を吐く行為だとすれば、ブログに文章を書くのはカラオケボックスで歌を歌う行為だと思っている。どちらも関心が向けば振り向いてもらえるが、通常はほとんどの場合振り向いてもらえない。

Twitterの場合は通りすがりの虚空に向かってつぶやいているため、たとえそれが流されてしまってもさほど苦にならない。徒手空拳上等である。

しかしブログに文章を書く場合、それは「満を持して」行っている行為のため、振り向かれなければダメージは大きい。先程例えたカラオケボックスのように、「歌ってるこちらを見ずに曲を選んだり喋ったりスマホ見たりしている状況」に対して耐えられない自分のようなメンタリティの持ち主だと、「自分が必要とされていないこと」に心底落ち込んでしまうだろう。

だから、個人的にはブログに文章を書くのはすごくハードルが高い。

それでもいまなぜ書こうとしているのか、と考えれば実に答えは単純で、Twitterでは十分に言いきれないことを書き留めておきたいのだ。とはいえ、ことさら何かを伝えたいというわけではなく(予防線)、ただただTwitterで収まりきれない言いたいことを、ひたすらに無秩序に書き留めていきたいと思っただけである。

実を言うと過去二回ブログを開設し、早い段階で挫折している過去がある。そもそも長い文章を書くこと自体のハードルが高いし、その労力の割には「見られてないこと」に報われなさを感じてモチベーションを下げ、自然消滅してしまったのだ(ネットの海からは消滅していないが)。

というわけで今回は、あくまでTwitterの延長という感じの心持ちで、さほど労力をかけず、同時に見られてるかどうかもあまり気にしない方向で、気楽に長く続けられればと思っている。自分としてはTwitterもそうだと思ってるが、ここで始めるブログに関してもあくまで個人的な日記のような趣のものになるかもしれない。

ひとまず、日々起こった出来事や自分の好きなものに関して書く感じになるし、「誰かに伝えるというよりは自分が言いたい」というスタンスで、周りの目をなるべく気にせずに紡いでいきたいなあと思う。

というわけで、虚空に向けた所信表明終わり!


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