【第67回岸田國士戯曲賞最終候補作を読む】その1 石原燃『彼女たちの断片』
候補者について石原燃[いしはら・ねん]
1972年生まれ。東京都出身。武蔵野美術大学建築学科卒業。劇作家、小説家。演劇ユニット「燈座」主宰。初の最終候補。2020年には「赤い砂を蹴る」で芥川賞候補に。
候補作について昨年3月、東京演劇アンサンブルの公演として渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールにて上演。『夢を見る: 性をめぐる三つの物語』(アジュマブックス刊)にも収録。
■時代、場所
2021年10月の終わり。静谷晶と葉子の家。
0 前日まで
1 土曜日夜6時