眠れない夜考えてること

本名も顔も知らない、インターネット上の誰かのつぶやきに、少しだけ魂をゆさぶられて。
それでも、スクロールした瞬間にその揺さぶりを忘れてしまうのだ、あぁネット怖い

自分にとって大切なものしか、目の前に現れない、とわたしは信じているけれど
てのひらにおさまるこの小さな端末を通して入ってくる情報の量は、膨大すぎて

目の前に大切なものが現れた時、気づけずに通り過ぎてしまう気がして、あぁ怖いねぇ

沢山の価値観がある。生き方がある。
ネットがある現代、現実の世界で、周囲に、自分の考えに共感してくれる人がいなくても、ネットの世界のどこかには、必ず、共感してくれる人がいる。そんな繋がりを経たとき、誰の価値観も否定できなくなった、というより、自分の価値観に自信が持てなくなった。

なにを軸にして生きていけばいいかわからない。なにを大切にして生きていけばいいのかわからない。

迷っているわたしは、虚構に頼っている。
現実は 見た目とお金 この2つさえあればどうにでもなると。理想論なんて謳うのは子供だ、そんなつまらない考えに身を任せてしまう。

変わっていくのは怖い。 やっぱり怖い。
今のままでいいじゃないか。 それでも変わりたい。つまらない虚構には騙されたくない。
騙されているフリをしながら、わたしは実相を見つめ続けよう。変わって見せる。
実相は常に私たちのそばにある、変わるのは表現方法だけだ。よし。


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