見出し画像

景丘の家アートスクール 「インドごはんを作ろう」

昨日8月3日、渋谷区「景丘の家 アートスクール」にて「インドごはんを作ろう」というワークショップを担当させていただきました。
7歳〜9歳のお子さんと、親御さん6組が対象です。           
いつもは、大人の方だけ相手に教えていますら、今回が公ではお子さんにお料理を教えるのは初めて!  
それも、大人向けでも良いようなメニューを親御さんがご一緒なので揃えてみました。              準備スタートはいつものようにwelcomeドリンク作りからスタート。食前の生姜もいつも通り。すぐに、景丘の家さんで今回私の最強のアドバイザー高橋さんが、持ち込んだ鍋に気づいてくれました。

画像1

これはインドのチェティナードのアンティーク屋さんで見つけた鍋。この中にシナモン・カルダモン・紅茶を入れて出来上がり。甘いけど爽やかな香りが広い調理室に漂います。準備はお手伝いしてくださったスタッフの方々の手際が速く、サクサクと進みます。

画像2

11時30分スタートです。ちょっと心臓ドキドキ落ち着いて!と思いきや、調理室に入ってきたお子さんのお顔を見たら可愛くて嬉しくて緊張感は何処へやら。

画像4

自己紹介やインド料理について紹介をして早速実習に入ります。センター調理台でデモンストレーションを見ていただいて、各調理台に戻ってそれぞれ作り上げるという方式。「さあ、皆さん集まってー」の掛け声に、お子さんたちが素早くセンターコンロ前に並びました。

画像5
画像3

もう、お目目キラキラです。インド料理の特徴を、スタートスパイスの扱い方、味付けのスパイスの扱い方、スパイスを入れる時のタイミングなどを通してお話ししました。クミンシードが油の中でシュルシュルする加減を各調理台で上手に再現されているのは感動でした。「上手ー!」という言葉の連発です。

画像6

親子一組づつに一つの調理台。今回それぞれの調理台で作っていただくのは*夏野菜ゴロリカレー*じゃがいものサブジ*きゅうりのカチュンバル。 センターで一度に作るのは*ターメリックライス*バナナラッシー そしておまけの*パパド。

画像7

小さな手が、小さなカトリの中のスパイスを上手にまぜ合わせます。

画像8

包丁も上手です!

いろいろ、見どころ満載だったと思うのですが、一番気持ちが「きたな!」と感じたのは、バナナリーフの炙り方でした。

画像9

最後に書いていただくアンケートにも「バナナの葉のお皿がよかった」とか「バナナの葉っぱを炙ったのが面白かった」とか「バナナの葉っぱを炙って燃えなかった」などバナナづくしでした(^^)               パパドも大人気で「どこで売ってるの?」と質問ぜめに。かくして、時間どうりにこのようにメニューは出来上がりました。

画像10

スタッフ分も入れて、全部で20食。15合のターメリックライスもほとんど残ることなく完食しました。

画像11

アンケートの中には、「カレーを自分で作れた」という感想もあって、どの親御さんもお子さんたちの作業を上手に見守り、必要なところだけアドバイスやサポートをするという姿が、完成した時のお子さんの感動と自信につながるのだなと感じました。

画像12

バナナの葉を炙る時のお話に、ご飯を食べた後の片付け方のお話をしました。そうしたら、一番上の写真のように、綺麗に畳まれたバナナリーフがどのテーブルのターリーの中にちょこんとのっていて、これも嬉しかったです。

最後は、楽しくて終わってしまうのかとちょっとナーバスに。
私の提案を採用してくださって、きめ細かい誘導とサポートをしてくださった高橋さんには感謝でいっぱいです。
当日お手伝いしてくださったスタッフのみなさんの手際の早さには、日頃の修練と協力体制の強さを感じました。
雰囲気も終始落ち着いてらして、参加者さんが無用な動揺をせずに安心して取り組める環境を常に作ってらっしゃることも、とても勉強になりました。
これからも「景丘の家」さんの活動には目が離せません!

https://kageoka.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?