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大学入試総合型選抜・学校推薦型の自己推薦書(自己PR)の合格者の例

大学入試における総合型選抜や学校推薦型の選抜は、従来の学力試験だけでは測れない多様な能力や個性を評価する重要な機会です。その中で、自己推薦書は自分の強みやこれまでの経験を具体的にアピールするための重要なツールとなります。今回は、実際に総合型選抜や学校推薦型選抜で合格を勝ち取った学生の自己推薦書の例を紹介し、どのようにして自分を表現し、大学側の心を掴んだのかを探っていきます。これから自己推薦書を書く皆さんにとって、参考になるポイントがきっと見つかるはずです。

自己推薦書・アピール書の合格者の例

私の長所は、第1に好奇心旺盛で向上心がある点だ。高校2年生のときには文部科学省主催の「せかい部×SDGs探求」に応募し、レポーターに選ばれた。オンラインで専門家の話を聞いたり討論したり、またSNSでの活動を通し、学生団体を立ち上げている全国の高校生達からも多くの刺激を受けた。行動することの大切さを実感し関心を持っている農業の実態を伺おうとして直接農家を訪ねたこともある。

第2に英語力を磨いてきた点だ。カナダ留学を契機に英語への関心が募り、英語ディベート全国大会に出場して「CO2削減のために化石燃料車を廃止すべきか否か」について英語で討論した。2年次はイギリス在住のディベートに詳しい方を自ら探し、オンライン授業で指導していただいた。また他県の学生に練習試合を申し出たり、論文を読んで多くのデータに触れたりした。英語力の向上とともに異なる発想を持つ相手を尊重し英語で議論する力を養ってきた。

第3に科学部として課題研究に懸命に取り組んだ点だ。圧電素子の研究は工学分野を含み難しかったが、部員4名で作成した論文は県の研究発表会で県知事賞を受賞できた。時に、部員たちと希少種の生息環境保全のために佐賀市で池の水草除去ボランティアをした。私が常に心がけていることは、迷ったら苦手な方や難しい方を選択することだ。

3年間の高校生活は挑戦心で自分の枠を広げ有意義な時間を過ごせた。大学でも挑み、そして粘りを持ち続け研究に励みたい。

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