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そろそろ、マレーシア旅のはなしを。KL, クアラルンプール編

連日、国全体で1万人以上陽性者数が出続けてはいますが、徐々に以前の活気が戻りつつあるなぁと感じるマレーシアです。成人への予防接種率が8割を超えたそうで、人の往来、車の往来、随分賑やかになって来ました。

とは言え、州を跨いだ移動は解禁ではないですし、旅行はまだまだ。ランカウイ島は先駆けて観光再開らしく、ニュースで取り上げられていました。

普段よく聞くマレーシアのラジオ番組、BFM89.9のPodcastでも。


また時期は未定ながらも、成人の予防接種率が9割を超えれば、島や観光エリアの再開、州間移動が許可される、との在マレーシア日本大使館からのおたよりを受け取り震えました。


しがない駐在員であるワタクシ、1回目の研修期間とこの赴任期間を合わせ、マレーシアにある全ての州・連邦直轄地を訪れようと目論んでいたのです。「帰任」の足音が聞こえつつあるものの、達成できそうな希望の光が見えてきました。ほんの少し。

それもありぼちぼちと、マレーシア旅のことを思い出してみる気になりました。まずはマレーシア初上陸、KLことクアラルンプールからです。
まさかこのとき自分が、後年かの地に赴任するなんて思ってもみなかったなぁ…






今回のタビトモさんは以下の通り。

メンバーその1:2010年代前半に大変お世話になった元上司。とんとん拍子に出世して今や本部長だったか?50代男子。
メンバーその2:やることなすことスベリまくるのに、それはそれで愛されキャラ。当時はまだ40代後半、係長。
メンバーその3:年下同期だが超優秀。走ること食べることに命がけ、この時点30代男子。
メンバーその4:ディズニーが3度の飯より大好物。このときは彼女がマレーシア派遣中で、今回の案内役。後輩30代女子。
そして、私。



初日

夜中の羽田を飛び出し早朝クアラルンプール着。KL Central駅にて。何がおもしろかったのかこんな写真から始まる。

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マレーシアでも聖闘士星矢(しかも中国語!)やらリラックマやらおんねんな~ということか。海外では何でも珍しく見える。


ここからKTMに乗りBatu Caveへ向かう。トークンも珍しかったのね。

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おもちゃみたいですものね。


Batu cave, KLから北へおよそ10km余り。ヒンドゥー教の聖地ですな。


めちゃくちゃ天気いいなー。やっぱり東南アジアの空が大好きです。

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ここで食べたbanana leaf curryはめちゃくちゃ美味しかった。マレーシアごはんへの道は、実はここから開かれていたのかも知れない。

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この後KLに戻り私のワガママを聞いてもらった。
KLCC水族館にどーしても行きたかったんである。
世界の水族館についてはまた別に書こうと思うので、今日は割愛。



ここでホテルチェックイン、だったろうか。早朝便で入国してしまうと、ホテルに荷物は預けられるけどチェックインは後で、と言われてしまうので。

部屋でほっと一息ついていると、元上司から切羽詰まった電話が。

「ちょっと来てー」

一緒にいた後輩女子とお部屋を訪ねると。

このサービス品質。

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このホテル、DoubleTree by Hiltonなんですけどね。



フロントへ掛け合い(当時は、マレーシア在住の後輩女子が大活躍)、部屋の交換をお願いしたりなんやかんやてんやわんやしてから、夜はBijanへ。

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バーの連なる飲み屋街、Changkat Bukit Bintangの奥まった場所にあるので少々わかりづらい。このときも迷った。


とは言え、「地球の歩き方」には

初めてのマレーシア料理体験はここで! 
(2019~2020年度版 p.102より引用)

とある。料理は普通にうますぎて食べることに集中してしまったが、これだけは。

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奥のPisang goreng, 揚げバナナに、全面チョコレートコーティングのドリアンケーキ。

ええもちろん、人生初、ドリアンとの邂逅です。




…ダメだった…

もちろん一同。(´Д`)


切った瞬間流れ出る濃厚なドリアンの芳香。
本当に、ドリアンloverの方々には申し訳ないくらい最悪なリアクションをしてしまった。
同期の優秀男子が、「残してはもったいない!」と何故か日本人魂を発揮して、最後まで平らげていたけども…



2日目

この日はペナンまで日帰り旅を敢行したのだが、ここで挟むと冗長の極みなのでまた別途、ペナン編で言及したい。



最終日

後輩女子の案内は2日目まで。この日、午後には帰国便に乗らねばならず、自由時間は午前中のみ。


男性陣3名はほったらかし、
私の足はChinatownへ向いていた。
漢記のお粥を朝ごはんとしてたべるため。


「地球の歩き方」「ことりっぷ」といったガイド本を参考にした、よちよち歩きのひとり海外旅に目覚めたばかりの頃だったなぁ。漢記のお粥、鯉が名物らしいので注文したはいいが現物目にしたらビビってしまった。

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こここここ鯉。。。
た、たべたことないけど、大丈夫か…
生魚を海外で食べるなんて…おなか痛くなったら…


世紀の一口目。ぱくり。

臭みを消すが如く、パクチーやショウガがのってて意外にもイケた。コリコリ感が如何ともしがたい。
それに、米粒が消える程に煮込まれたお粥そのものも美味…!

マレーシアごはんへの道は、実はここから開かれていたのかも知れない、3回目。2回目は2日目のペナン。


ここからぶらり街歩きを開始。


今は、"River of Live KL"等と称してライトアップも行われている、クラン川とゴンバック川の合流地点。クアラルンプールという地名の由来でもある。
2015年当時はこうだった。

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ムルデカ広場横の、スルタン・アブドゥル・サマド・ビル

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こうして私の、初マレーシア旅は終わりを告げた。






振り返れば、弾丸週末旅だったこともあり観光地然としたところしか行けてないので、平々凡々な旅日記となってしまいました。苦笑
ですが、マレーシアごはんに対する妄執とか、今に繋がる萌芽が垣間見えて自分史的にはおもしろかったのです。ときどき、思い出したかのように綴っていこうと思います。




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