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通過儀礼 「魚の骨」
どうも。旅ノリです。
会社の食堂で食事をしている時、カレイの骨が喉に刺さりました。そして、
この世の全てを理解しました。
そうか、私はまだ大人じゃなかったのだ。
10歳前後
私は魚が嫌いでした。理由は骨が刺さるから。食べにくいから。
私が食べにくそうに魚を食べている隣で、両親はさも何食わぬ顔で魚を食べています。さらに骨が刺さった私にこんなことを言うのです。
「細かい骨くらい気にするんじゃないよ。ご飯と一緒に食べればなんともないって〜」
当時の私には1ミリもアドバイスにもなっていませんでした。細かい骨でも刺さるもんは刺さるんです。
このようなことがあり骨を克服できなかった私は魚が嫌いでした。(食べてたけど)
大学3年
大学3年の秋に自分で秋刀魚を買ってきて食べた時に骨を気にしなくなったことを意識し始めました。そして、いつの間にか自分から魚を食べるくらいには魚を好きになっていました。
小さい頃に大人=魚好きのイメージがついていたので、秋刀魚を食べながら、大人になったなぁとしみじみ感じていました。
しかし、、、つい最近の話
私は大人になれていなかったことが発覚したのです。冒頭の話の通り、カレイの骨が喉に刺さりとても慌てました。当時の状況を同期Aがこのように話しています。
「死ぬんじゃないかなと思うくらい苦しんでたよ。めっちゃ涙でてた。」
私は魚の挑戦状に屈したのです。大人は魚の骨で泣きません。通過儀礼を23歳目前に控えていてもなおやり遂げられなかったようです。
突然の「大人」の否定。この衝撃的な現実を真摯に受け止め、日々精進していこうと心に決めました。知らんけど。
以上、通過儀礼「魚の骨」でした。
おまけ
秋刀魚の季節になってきましたねぇ〜。小さい頃根室の秋刀魚祭りに何回か行きました。今はやってるかわかりませんが、そこで食べられる炭火の秋刀魚焼きがとても美味しかったです。(秋刀魚祭りの時は親が骨を取ってくれました。)また行きたいなぁ〜。
したらねー。
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