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スポーツカーシリーズNo.81を作る②

前回の記事はこちら

前回は主に開封の儀を行なって各種チェックしておりました。今回から作業に入っていきます。このキットはいろんなところが大雑把でパーツ点数も少なく、ボディが見せ場のキットである為作り手次第で化けるキットだと思いますが、私はそこまで時間を割くことができないので取説通りにストレートに組んでいかことにしました。

また、この際なのでテーマを決めました。
・とにかく楽に作る
・要点に絞って見せ場を作る
・完成時にそれなりの見栄えになるように作る

とまぁこんな感じに設定をしてみました。自分が楽しむことが優先される趣味においてモチベーションはなるべく高い位置に据え置きたい。緻密で精巧な作品は達成感も大きいですが、その分手間も時間もその分必要です。年間何十個と模型を買う人にとってはそれこそ末代までストックを抱える人も少なくありませんから、完成=消費(償却)と言うテーマは案外大事なのかもしれません。と言うことで、当該キットもなるべく手数を少なく心に負荷をかけず達成感を得るためにやっていこうと思います。

ポイントを絞って表面処理を進める

旧キットと呼ばれる時代のキットの為、レーシングカーの割にパーツ点数はとても少ないです。今回裏は見ることがないと言う前提でざっくりとした塗装にとどめ、それなりにみられるであろうポイントのみに焦点を当てて表面処理を進めていくことにしました。

隠れる部分や細部にもこだわりを持つ
隠れる部分や細部は取説省略しても良い

どちらもモデラーの定義として広く普及されてる面白い概念ですが、ここでは後者の意見を取り入れてみたいと思います。要は自分が満足できるのか否か。それこそが模型を楽しむ大きな要素の一つです。

見せ場となるのは外装か

現行のキットと異なり内外装がだいぶ簡略化されているのでやはり外装が見せ場となるのではないかと思います。塗り分けも手順を間違えると詰むので、ここは時間が必然的にかかるポイントにもなるでしょう。逆に言えば、ここさえしっかり塗り分けられればぱっと見のクオリティは及第点に達するものと思います。

じっくり腰を据えてやるならば内装も作り込みシャシー裏も作り込むなどすれば良いと思いますが、それらは全て省略して取説通りに進めていきます。今日はここまで。

次回は塗装に移っていきます。

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