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四半世紀現場で働いてきた義肢装具が悩みに答えます

note探り探り始めてみました。
以後お見知りおきを。

自己紹介

初めまして、BionicM株式会社 マーケティング&セールス部 義肢装具士のNorihiko Okuzumiです。
アラフィフの怖い嫁さんとやんちゃな一人娘の父親で、マスオさんな人間です。
今まで四半世紀弱、臨床の場で仕事をしてきました。
それなりに知り合いがいて、どちらかと言えば、業界では旧姓の方がピンとくる方が多いかもです。
noteを始めた背景は、現職場のBionicM株式会社に昨年の11月に入社したのがきっかけでした。

初めての職場

義肢装具士の資格を取得してから約15年、日本の業界では大手の義肢装具製作所で働きました。
そこでは、製造と販売が完全に分かれていて、販売(セールスエンジニア)として働いていました。
毎日、補装具(義足、装具、車いすなど)の採型・採寸、工場が製作した補装具の適合・納品を行ってきました。
その中で、製作を忘れると何かあった時に本来の義肢装具士としての力の1/2の力しかないと思い悩んでいたところ、偶然にも転職エージェントに声をかけられました。

2つ目の職場

2つ目の職場は比較的小さな義肢装具製作所でしたが、補装具の採型・採寸から完成・納品まで(一部は製作専属のスタッフが対応)を行うことが出来ました。
ここで、製作技術をある程度習熟することが出来て、遅まきながら一端の義肢装具士となることが出来ました。

そして今

今はBionicM株式会社でマーケティング&セールス部の義肢装具士として、臨床からは離れましたが、別の角度から、義肢装具業界を見る仕事をすることになりました。

人間の多様性

今までの義肢装具士人生で憂う点

今まで多くの補装具を必要とする患者様、先天的にハンディキャップを持たれた方、社会復帰した後に残ってしまったハンディキャップに対して補装
を提供した中で感じる点が…

補装具ユーザーさん、ご家族さんを取り巻く社会の補装具に対する認識度、知識が限りなく乏しい‼

これが由々しき問題なんです。
某24時間テレビやパラリンピックで取り上げられると、少し社会的な温度が上がり、終わるとすぐ覚める。
その繰り返しでしたが、最近は人の多様性が認知されてきて、社会的な温度が上がってきているのを感じています。
そこで、noteを始めるのは今だと感じ、実行に移しました。


補装具やリハビリテーション

皆さんどの位ご存じですか?

皆さん、補装具業界の知識として、どれだけご存じでしょうか?
以下の項目の中で正しい答えが出せる数が多いほど、ある意味マニアです。

  1. 治療用装具と、厚生用装具の違いは?

  2. 切断した人は義足を履いたら走れる?

  3. 補装具の価格ってどう決まるの?

  4. 補装具ユーザーさんは作った義肢装具製作所は覚えてる?

  5. 補装具ユーザーさん、ご家族さんはその補装具の耐久年数はご存じ?

  6. 補装具の耐用年数って何?

  7. 補装具ユーザーさん、ご家族さんは補装具の手入れはしていますか?方法はご存じですか?

  8. 補装具ユーザーさん、ご家族さんは使用されている補装具の価格はご存じですか?

  9. 修理したり、作り直す場合の手順はご存じですか?

  10. 身近に今使用されている補装具や、新しい情報や相談が出来る場所や義肢装具製作所をご存じですか?

今までの仕事の中で、補装具ユーザーさんは病院から退院した後、ボロボロの補装具をずっと使用していたり、新たな情報は欲しいけど、知る手段がないなどの悩みを多く聞いてきました。

ここでは、マーケティングの義肢装具士として、情報を発信していき、少しでも補装具ユーザーが情報を得る窓口になれるnoteに成長していければと考えています。

お問い合わせ

そんなこんなで聞きたいこと、困っていることあれば、気軽にコメントやメールください。
どんな些細なことでもお答えしますので。

それでは、今回はこの辺で。




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