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アライバル

アライバル(ショーン・タン)を東久留米市男女平等推進センターで見つけた時の記 初出2013-03-23 再録。
東久留米市男女平等推進センターが、現在の市役所2階に移転縮小する前の、ヨーカドー斜め向かいの場所にあった頃


通りに面した本棚に、新聞の書評等で見たことがある大型のあの本があった。

女性の問題は、マイノリティの問題でもあるからだ

読んだことがなくとも、新聞の文芸欄や書評で知っている(だから物語の内容も、いいお値段をしていることも知っていた)。もちろんすぐに借りられるわけではなく、別の本が展示されたのを見計らって、書棚に入っていた「アライバル」を探して借りた。

返却するので記念にファンイラスト。

古本ではなく、古い記録を思わせる装丁になっているのである

一緒に借りたのは「社会をかえるを仕事にする」社会企業家の駒崎氏の本。
(これは別の意味で個人的に泣ける。共感するところが多々あり。いや、だってもう東久留米市でも個人的に色々あったので。市役所の役人ときたら(コノ◯ロー)と思い出されて、とても全部読めない。97年の最初の「東久留米の育児応援マップ」を作った頃の公民館は以下略)

男女平等推進センターがこんな高い絵本を買ったのかと思ったら、寄贈本でした。なにげにすごい本がある男女平等推進センター。

祖国で不穏なことが起き、新天地を求めて移民した人たちに世界がどう映っているのか、という物語。
この物語に今の日本で一番共感できるのはカレン族の人たちか、在日一世か中国在留日本人孤児の帰国者一世か。(「アライバル」を読んで、中国から帰国した人の宿舎に差し入れられたコタツの使われた方を思い出した)(はたして彼らにとっての新しい世界は、この本のようであったのかどうか。(ルーマニアから来た少年には厳しかったようだ。)
ひょっとして未来の記憶かもしれない。(2013-03-23の記)


2023/10/30メモ
ガザ空爆への抗議デモ、ロンドンで数万人参加 世界各地でも
BBCニュース 2023年10月29日

イスラエルによるパレスチナ空爆。大量殺戮。ジェノサイド。
国連総会、ガザ休戦の決議採択 120カ国賛成も日本棄権

沖縄で「隊員戦死・遺体扱い」訓練へ 自衛隊、11月の統合演習で 計画公表せず− 琉球新報デジタル

コロナ禍の上、身体をこわしているのでデモにも参加できず。(公式ではコロナ禍はあけたことになっているが、電車にはマスクする人とマスクせずに乗る人が混ざるのはどうなのか)。
国境なき医師団にわずかばかり寄付をする。

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