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意外と知らない各予想ファクターの罠

こんにちは。 
のりちょんです。

今回は、意外と知らない各予想ファクターの罠ついて。

順を追って各ファクターの鵜呑みにすると危険かなと思う部分を個人的観点から書いていきますので、最後までお付き合いいただければと思います。

また、これから書く内容は、特定の馬券アプローチを否定するものではありませんのでご理解ください。

予想ファクターの種類

まずは一般的に考えられる予想ファクターを見てみましょう!

レース内容
展開
血統
パドック
馬場傾向
オッズ以上
厩舎コメント
予想家の印
調教

と言ったところでしょうか?

レース内容

多分多く方はこれを一番重視されるのではないでしょうか?

走破時計が優秀
ぶっちぎって勝つ
または負けて強し的な見え方だった
上がり3Fが速く着差もまずまず
昇級後も活躍した馬と一緒に走った着差のない馬

上記のような結果を出した馬は次走も好走する確率は高いです。
ただ回収率がどうか?といった話では別です。

こう言った馬は次走で大体人気になります。

競馬は回収率が最重要になると僕は考えています。

人気の馬をいくら的中させても回収率をあげるのは非常に難しいです。

また、レース内容はあくまで、様々な要因が重なった結果にすぎません。

馬の体調
馬場入り後のメンタル
ゲートでのストレス具合
馬場の状態
追い風向かい風の状態
気温
様々な騎手の判断の重なり
厩舎サイドからの指示
出走目的
予期せぬ大小のフリ
展開ペース

etc

一部の規格外の馬を除き、次のレースで同じレースが出来る保証もないですし、比較的再現性が薄いものです。
そこに焦点を当てて物差し的に考えるのは危険です。

展開

これもなかなか読めませんよね。

各陣営、馬を勝たせるために、様々な試行錯誤を繰り返していますし、隊列やペースを予め予想するのは至難の技です。
同じ逃げ先行馬でも、経験してきたペースも違うし、追い込み馬もまた然りで、その日のペースなら前にいたりもします。
特に下級条件の場合、馬の好走データも少なく脚質を模索中の馬も多いですし、調教の一環で不自然なペースで走らせたりすることもあります。

また、展開ペースが読めてもレース内容で解説したところから、予想通りのペースで運べても全く直線伸びなかった。。なんてことも多くあります。

血統

これも不透明なものがかなり多いです。
確かに競馬はブラッドスポーツとも言われていて血統はすごく大事な部分だとは承知していますし、コース適正にも大きく関わってきます。

ただ、仮に同じディープインパクトの子供でも、爪の形や胴の長さ、関節の具合や背中の柔らかさなど、遺伝の体への反映具合が違うので、表記での適性判断は信憑性が薄くはなります。また、外厩、厩舎も違います。

逆に馬を間近で見れて、細かい関節の動き含め、細部まで確認できる状態ならすごく有用性のあるデータになるとは思います。

パドック

また、パドックも同じで、映像で見るくらいだとやや判断材料としては薄いのかな思います。
武豊ジョッキーも競馬番組中にパドック映像を見せられて『乗って見なきゃ分からない』と言い切るほどですからね。
放送席からのパドック解説には注意が必要です。

ただ、これも血統と一緒で、毎回間近で確認して最低1年くらいはデータを取って、他の要素と結びつけることができれば、かなり強力な武器になるのではと思います!

馬場傾向

馬場傾向は大きく関係あると思っていますが、読むのは結構難しいです。

なぜなら、競馬は一日12レースしかありません。また芝とダートでも傾向は全く別なので、メインや最終レースで今日の馬場傾向を振り返っても、せいぜい5〜6レース分のデータしかありません。
この中で『今日の馬場は外伸びだ!』とか、『追い込みが届かない馬場だ!』というのは、感覚にそうだと思っていても、母数が少なく、データとして馬券に反映させるのはあまりに危険です。

さらに、『今日の馬場は外伸びだ!』と感じても、外にいる馬にちょうど展開が向いてた場合もあるし、内の馬が不調だった場合もあります。

このように不確定要素が多く、さらに母数が少ないデータを信用して馬券を買うのは占いで馬券を買うようなものです。

また、母数が少ないとデータというものは高確率で偏りが生まれます。
偏りが出ると、もっともらしいデータに見えてしまい、それが不確実で価値に欠けるものであっても有用だと勘違いをしやすくなりますので、馬場傾向にかかわらず注意しましょう。

オッズ異常

これ、一時期僕もやっていましたね。。

確かに出たての時は最終レースであたっていたけど、納得して買ってたかな?っていう感じです。
こういう予想論だとそもそも競馬じゃなくてもいいような気がしますね。。データは当時取っていなかったので、儲かるか儲からないかはわからないですが今はどうなんでしょうかね?

自分が納得してお金をかけられるならいいのかなと思いますが、大量購入された経緯が明確ではないので、あまりお勧めはしません。

厩舎コメント

これも本心で言っているかがわからないですね。
編集者の方で少し修正されている可能性もありますし。

一人一人動画コメントにしてくれたら、嘘を見抜くのが得意な人にとっては、危険な人気馬の判断ができて大儲けできそうですね!
そうしてくれたら、ぜひ人間のデータ取りたいです!

予想家の印

これは、枠順前に決まっていることなので、あまりあてにならないかもしれないです。
また、予想家の皆さんにもそれぞれ得意なレース、よくわからないレースがあるはずです。
馬券で勝つ上で重要なのは、

分からないレースは参加しない

だと思いますが、お仕事で印を打たないといけない予想家の方々は、よく分からないレースでも印を決めなきゃいけないし、本来なら単勝2点買でいいと思っても、その中で◎と○を決めないといけない時があります。

そういうことを考えると、印を鵜呑みにして馬券を買うのは怖いですよね。。

オッズにも左右するので、自分を信じましょう!

調教

これは僕の武器です!

ただ、鵜呑みは危ないです。
確かに調教が良かった馬は、普通の馬より的中、回収率共に高いです。ですが、それだけで買って収支100%越えは、今時期難しいです。

厩舎によって勝負仕上げは異なりますし、抜群の調教でも危険な厩舎もいくつかいます。
どのラインが良い時計なのかを週ごと確認する必要もありますし、坂路以外の時計は人が頑張ってハロン毎に図るので、なんとも言えない部分も多いです。
競馬の性質上、かなり再現性が高いデータとして使えるため、ある程度の期間、独自にデータを取り続ければ、最強の武器になると信じています!

また次回以降、なぜ調教や調教師が重要なファクターなのか、解説記事を書こうと思います!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

各ファクター、それぞれ大事ではあるのですが、意外と表面しか見ておらずデメリットや不透明性、再現性の有無までは考えられていない場合があります。

また、最初にも書きましたが、今回の内容は馬券に対する特定のアプローチを否定するものではありません。
血統でも、パドックでも、馬場でも、展開でも、独自のデータ収集を怠らず、人が持っていない情報として確認し多角的に捉え消化できれば、競馬で勝つことも夢ではなくなります!

皆さんも、競馬の各ファクターについての使えそうな部分・鵜呑みにすると危険な部分を再確認して、自分だけの武器を鍛えて上げていきましょう!

それでは次回もお楽しみに!






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