見出し画像

ラグビー観戦日記 リーグワンコベルコ神戸スティーラーズ🆚埼玉パナソニックワイルドナイツ

今年からラグビー新リーグのリーグワンを初観戦の会場の神戸ユニバー記念競技場へ。

最寄り駅の総合運動公園駅の様子🚉

駅前には5人制ラグビーのfivesのイベントスペースでラグビー体験。

競技場に向かっている時もスタジアムの興奮が湧き立つ。

橋本選手でお出迎え

チームのグッツ売り場は長座の列で試合開始時間には間に合わずに断念。


試合前のウオーミングアップ


今回はバッグスタンドで観戦してとても近い距離で選手の出場する瞬間に表情に注目

対戦の見どころ

前節で初勝利のコベルコ神戸スティーラーズ。今シーズンは毎試合メンバーが変わる苦しい状態でもベストの布陣を揃えた。

今日の注目選手はCTB李選手。第2節ではSOで登場してチームのバイスキャプテンでバックス陣の柱になるプレーヤーで名門帝京大学を中退して神戸に加入した経歴。チームにもフィットして、強豪にもどう立ち向かうかがとても楽しみになってきます。

一方で対戦する埼玉ワイルドナイツは昨シーズンまでのトップリーグの王者で日本代表が9人と各国の代表を擁する強豪チームで開幕戦と2戦目が中止で3戦目が初戦となり、いい状態で迎えた横浜キャノンイーグルスに大勝してチームの状態も徐々に上がってきています。

オーストラリア代表48CAPを持っているWTBマリカ・コロインベテ選手をはじめ強力バックス陣をSOの松田選手がどのようにコントロールをするかが注目していきたいです。

今日のレフリーはトヨタヴェルブリッツの選手である滑川さんの選手目線でのレフリングで試合の展開にも注目してみてください。

試合の経過

前半3分、スティーラーズの10番をつけた元ニュージーランド代表のアーロン・クルーデンがインターセプトから約60メートル走り切り、先制。10分には敵陣深くでプレッシャーをかけてSH日和佐篤がボールを奪い返し、そのままインゴールに飛び込んだ。

 14点ビハインドとなった埼玉パナソニックワイルドナイツは、SO松田力也のペナルティゴール(PG)で得点したあと、21分にはWTB竹山晃暉が22メートルライン手前から切り込んでディフェンスを破り、トライを奪い返してスティーラーズはその後、SOクルーデンがPGで加点し、35分には敵陣深くでPKを得ると、キャプテンのFL橋本大輝がクイックタップから仕掛けてインゴールに突っ込み、トライ。コンバージョンも成功で点差を広げた。
それでもワイルドナイツは前半ラスト、敵陣22メートルライン内に入ってモールでアドバンテージを得ると、ボールを動かし、相手が詰めてきたところ、元ウェールズ代表のCTBハドレー・パークスがディフェンス裏にチップキックを放ち、飛び出した日本代表のCTBディラン・ライリーがダイレクトキャッチでインゴールに持ち込んだ。コンバージョンも決まり、15-24と9点差に詰めて折り返した。

後半先に得点したのはスティーラーズで、49分(後半9分)、モールでゴールに近づいてボールを動かすと、CTB李承信、SOクルーデンの連係でチャンスメイクし、空いたスペースをFB山中亮平が抜け、トライ。

 これ以上離されたくないワイルドナイツは57分、ラインアウトからのムーブで今季新加入のオーストラリア代表WTBマリカ・コロインベテが鮮やかに抜け、右外のWTB竹山にパスを通し、トライを奪い返した。

 しかし、その後、ワイルドナイツに反則が続き、63分、66分とスティーラーズがPGで加点し、15点差となった。

 それでも、粘るワイルドナイツは68分、敵陣深くに入ってラインアウトからモールでゴールに迫り、塊に加わっていたWTBコロインベテがパワーでディフェンスを破り、リーグワン初トライを記録。

 74分にもドライビングモールでゴールに迫り、今度はボールを動かしてコロインベテが相手WTBアタアタ・モエアキオラとの1対1を振り切り、左隅にフィニッシュした。そして、この日ゴールキック不調だったSO松田が難しい位置からのコンバージョンを決め、34-37、3点差に詰めた。

 ワイルドナイツの勢いは止まらず、77分には昨年日本代表入りした22歳のFL福井翔大がブレイクダウンで絡んで相手の反則を引き出し、またも敵陣22メートルライン内に入る。その後、いったんプレーは途切れたが、ワイルドナイツの攻撃は続いてゴール前のラインアウトへと移り、モールにバックスも加わって押し込み、経験豊かなHO堀江翔太が密集のなかインゴールに押さえ、逆転トライで試合終了のフォーンでノーサイド。

神戸は試合では優位に運んでいたが終盤にかけてのペナルティやダイレクトタッチで追い上げられて勝利がすり抜けてしまった。
次節の試合に規律面の課題をどう立て直すか注目したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?