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初めての腎生検(移植腎)①

早くも移植から3ヶ月経ちました。
退院翌日に子どもがコロナ陽性となり、私は慌てて実家に避難する…など予想外のことはありましたが体調はまずますです。

ヨガと仕事以外のことは通常営業です。

腎生検でググるとみなさんとても苦労しているご様子…ただ、移植腎の場合は一泊二日で安静時間も6時間なのでどうなの?と思っていましたが、どうなることか⁈

当日の流れ
薬→通常通り服用する
食事→✖️
9:30 入院で病棟へ
今回は希望していた差額なしの大部屋が奇跡的に空いていた!
なにこれ、差額ありの部屋と大して変わらないじゃん。変わるのは隣のベッドとの境がカーテンかパーティションというところだけ。
広さも設備も変わらない。
今まで払った差額ベッド代、返してくれ!と思いながら持参したジャージとTシャツに着替える。

その後採血、11時頃から病棟内の処置室でいよいよ検査。
まず、看護師さんに導尿の管を入れてもらう。
これが、違和感ありありで、数時間非常に辛かった〜
今までこんなことなかったのに。始終ゾワゾワして鳥肌が立ってる感じ。

対象部分以外の身体にシーツのような布を4枚被せられる。イソジンで広範囲の消毒。
エコーを見ながら2人の先生が「ここいいね」と言いながら針を刺す場所を決定。

こういう音がしますからビックリしないでね、とガチャンという音を聞かせてくれた。想定内の音だった。驚いてビクッとすると腎臓の位置が変わってしまうそうです。あと、合図を出すので呼吸も静かに止めるようにとのこと。

麻酔を打って、針でチクチクされて痛みを感じるかどうかテスト。全くわからなかったのですぐに採取。
2回。終わるとすぐさま先生が体重をかけて止血。
15分間。
その間もうひとりの先生は学生さんに、採取した細胞の説明や事後処理をしている。透明な液に浸った夫の腎臓の細胞を見せてもらった。オレンジで細長く、スルメイカを割いたような感じ。
長さ4〜5㍉くらいかな。を2本。

処置前の麻酔のおかげで、検査は全く痛くなかった。
止血の時に、学生さんが「先生、変わりますか?」って聞いたら「いや、これはひとに任せらんないから」って言う先生カッコよかった!
そのくらい止血はとても大事なことだそうです。

楽勝じゃーん!と思ったのも束の間
大変なのはそこからであった。
続く