目的と手段が入れ替わる!?【メンタルブロックストラテジー・Vol.234】

「演奏が上手く
なりたいから音楽をやる」

という考え方も,
よく分かります!

昔の私もそうでした…

ただ,日々の
演奏経験を経て私は

「何のために演奏が
上手くなりたいのか」

を,より考える
ようになりました!

念のためにまず
書かせて頂きますが,

世の中には色々な
セッションホストの
数だけ色々な

ジャムセッションが
ありますから,

私自身が

「こういうセッションはダメ!」

と否定する目的で
この記事を書いている
わけではないので,

そこはまずご理解
いただければ幸いです!

私自身,今までに色々な
ジャムセッションで
プレイしては,

本当に和気
あいあいとして

楽しかった
セッションもあれば,

終始ソロでテクニックの
見せ合いや,

ジャムセッションとして
成立するのは
難しい曲の演奏など,

そういう場面に
出会うこともよくあり,

私は正直
それは苦手でした…

元々がそういう
コンセプトでの

ジャムセッションならば
分かるのですが,

それだけハードルを
上げてしまうと

対象を明示していない限り

本来誰もが
ジャムセッションに
参加できるはずなのに,

たとえ

「誰でも参加できますよ!」

と告知されて
いたとしても,

誰もが参加
できなくなって
しまうと思ったのです…

後,超絶テクニックの
応酬となって,

1曲が長く
なればなるほど

観ている人は当然ながら
疲れてきますし,

他の参加者さんの
演奏時間を圧迫
してしまいます…

ライブであれば,
少なからず

「お越し頂いた
お客さんに楽しんで
帰ってもらいたい!」

と思って演奏して
いらっしゃる方が

とても多いと
思うのですが,

セッションに
おいてもやはり

「自分だけでなく
その場全体が良い
雰囲気になって,

また来たいと
思う雰囲気」

になる事は
大事だと思う訳です!

それには,

「演奏が上手くなりたい!」

だけでなく

「〜〜を果たすために
演奏が上手くなりたい!」

という考え方・動機が
必要になると
思ったのです!

これは同時に,

「目的」と「手段」が
逆転してしまう

(例;何年か浪人して
いつのまにか
「大学に入学する」ことが
目的になってしまっている)

のを防ぐ考え方
とも言えます!

「自分が上手くなったら,
ジャムセッションでも

慣れていない
共演者さんが困ってる時に
手助けができるし,

精神的支えにもなる!

その結果場全体が
盛り上がるし,
更に楽しくなる!」

「自分が上手くなったら,
もっと他の上手く
なりたい方々に

効率的な上達への
方法をお伝えでき,

結果が出るから
喜んで頂ける!」

「自分が上手くなったら,
もっと多くの

オーディエンスの方々に
ライブを楽しんでいただけ,

またそういう方々の
日々の生活への
活力になる!」

「自分が上手くなったら,
自分にさらに
自信がつき,

余裕ができるから
もっと周りの方にも
優しくなれる!」

こういう理由で,

私は今も

「演奏が上手くなりたい」

のです!

あなたは,
「何のために」
楽器が上手くなりたいですか??

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