あちゃ〜…ミスっちゃったよ…その時にどうするか!?【メンタルブロックストラテジー・Vol.197】

昨日は

「変えられない事は,
受け入れつつも,

その捉え方を変える
ことは今からでもできる」

という話の中で,

「上手くいかなかったこと」

に対する捉え方を
お話ししますと

予告しました!

別に義務教育などを
批判するつもりは
全くないのですが,

我々は小さい頃から

「間違えない
ようにすること」

を,かなり強力に
刷り込まれます!

本来,Try & Error
(トライアンドエラー)
という言葉があるように,

やりながら修正を
かけて行くことで,

物事を動かしやすく
なるのですが,

いつしかその”Error”を
恐れるように
なってしまうのです…

「ミスが怖い」
「ミスはあかん」
「あいつミスしたぞ」

このように,
いつの間にやら

「ミス=悪」

という図式が
出来上がっている
ように思います…

そりゃぁ,ミスなく
完璧に終われたら

それに越したことは
ありませんよ!?

ただ,そのミスから
思わぬ副産物が見つかり,

最初に想定していた
以上の結果につながる
事すらあるのです!!

考えてみれば,ミスとは

「本人の想定・思惑から
(時に大きく)外れた行動」

を意味する訳ですが…

その本人の想定も
していない所に,

時に大発見となる事も
あると思う訳です…

多くの人が

「無難に,ミスを
しないように」

行動する訳なので…!

昔ブルースセッションに
行った時,とある
ギター弾きの方が

その時のキーがA
(イ長調のことですよ)
だったにもかかわらず,

キーをE(ホ長調)と
勘違いしてギターの

アドリブソロを
弾いていた所,

オーディエンスの反応は
最初「??」と
なる訳ですが,

結果的にアウトフレーズ
(本来使う音階から
外れた音を使うフレーズ)
っぽく聞こえてむしろ

カッコよく聴衆の
心を掴んでいた
という事がありました!!

本人にとっては
ミスなのでしょうが,

その結果聴衆は
湧いたわけです…
まさに想定外の大成功!?

もちろん,そうは
ならないミスも
とても多い訳なので,

過度の期待は
難しいところでは
あると思いますが,

こうミスを捉えてみると,
ミスも必ずしも

悪ではないと
思いませんでしょうか!?

こうして少々のミスを
許せる文化・雰囲気が
少しでもあれば,

過度の緊張感も緩和され,
リラックスした環境で

むしろ効率が上がり
能力を発揮しやすく
なるでしょうし,

人間関係もより良好に
なっていくのでは
ないかと思うのです!

私も日々開催している
ジャムセッションで,

こういった環境を
ぜひ実現しようと,
本当に考えているのです!

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