演奏に重要な観察力と洞察力を鍛えるには!?【メンタルブロックストラテジー・Vol.281】

「あ!今のハンドサイン
見逃してしまった!!」

「あ!急になんか
展開が変わった!!」

あなたは演奏中に
こんな感じで,

あたふたしたことは
ないですか??

心的な余裕が
無ければないほど,

自分自身のプレイに
集中し過ぎるあまり,

周りの音を
聴けなくなったり,

周りの様子が見えなく
なってしまいます!

特に初めてやる曲,
初めて演奏する場所や
初共演のメンバーなど,

慣れない要素が
多ければ多いほど

この傾向は,たとえ
それなりの経験者でも
強くなると思います!

では,少しでも今より
周囲に目がいく様に,

また周りの音を冷静に
聴けるようになるには

どうすれば
良いのでしょうか??

もちろん,
場数を踏んで慣れる!

ということも
有効ではありますが,

その場数自体が
少ない方にとっては,

それよりももっと
根本的な所で改善
できる事があります!

それは

「同時にやる必要が
ある事を,少しでも
減らすようにする」

これだけでは
ピンと来ない方も
いらっしゃると思うので,

もっと具体的に
この辺りを解説
していきます!

例えば,
ジャムセッションの
場数が少ない状態で

「ある程度
構成がある曲」

で,

「ところどころ
キメフレーズがある曲」

を演奏するという
事になった場合,

余裕がない方で
あればあるほど

・視線が自分の楽器に
ばかり目が行くので,
他のプレイヤーが見えない

・決めフレーズなどを
「正しく弾こうとする」
あまり,自身の音と
周りの音とがどういう
アンサンブルになっているか?
という意識が生まれにくい

・さらにコード進行も
ある程度構成があって
種類も多い曲ほど,
コードチャートを見ながら
演奏しなくてはならない

といったように,

あなたご自身に
課されるタスクが
どんどん増えていきます…

その結果,それらを
こなすので
精一杯になるので,

周囲と音と音で
コミュニケーションをとる…

という所までとても
意識が回らないのです!

この状態ですと,

・譜面(コードチャート)で
今のコードと状況を
照らし合わせる

・その場面で楽器を
どう弾くのかを
考えながら弾く

・決めフレーズが
どんな感じのもの
だったのかを思い出す

・その上で自分の楽器を見る

・そして楽器をプレイする

…と,思いつくだけ
挙げてみても

これらのタスクを
同時にこなしていく…

というのは,特に
楽器初心者さんには
相当なことなのです!

では,どうすれば
これらが次第に自然に

できるように
なるのでしょうか!?

それには,まずは

「良い環境と仲間が整った
ジャムセッション」

でアウトプットする事が,
前提になりますが,

そういった,

安心して演奏できる
ジャムセッションで,
実際にやりながら

これらの項目の中で
出来ているものから

どんどん外して
いけば良いのです!

・暗譜する

・決めフレーズがあれば,
かなり数日以上掛けて
自然にできるくらい
体に落とし込む

・指板を見ずに
音で状況を察知
するように努める

などなど,

「もうこれなら
自然に出来る!」

という項目を
どんどん外していき,

少しでも周りに
目や耳を傾ける

「余裕」

を作っていくのです!

もちろん最初からは
残念ながらスムーズには
行かないとは思いますが,

今までやったことの無い
事に挑戦しているので,

それは当然の事で,

何も悲観される
ことはありません!

そうして余裕を
持てば持つほど,

洞察力・観察力の方に
もっと意識を
向けて見る事が

できるように
なっていくのです!

そのためにも,
先ほど上げた通り

「良い環境と仲間が整った
ジャムセッション」

が,そのために
とても有効かつ重要な
意味を持ってきます!

ぜひあなたも,そういった
環境が整った
ジャムセッションに,

不安であればまずは
ご見学からでもぜひ
足を運んでみられてください!

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