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《劇団四季 美女と野獣 2024.2.12 舞浜アンフィシアター》
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2.12深夜。
暗黒帝国と化した某黒いバッテンアイコンの場に嫌気がさし、青空に避難していた私。
いつものくせで開いてしまった黒バッテン…その文字にびっくり
ビースト 飯田達郎
ああ、ほんとにほんと私のタイミングの悪さが出てしまいました。
なんでこんな時に情報源から離れていたんだ🥲
しかも、推しのビーストデビューを待ち望んでいた娘まで知らんとは。とっくに寝てるし。
この母娘…血のなせる業か💦
しかし、ここからタイミングの悪さが良き方向へ
黒バッテンにて、
”あの”舞浜アンフィシアターが完売、さすが達郎さん、の文字を見ていたので
とりあえず来週末あたり舞浜へ行くか、とサイトへGO
そしたら、ポツンと2席連番が空いている…
はい、出ました
封印していた伝家の宝刀「思い立ったが吉日」
即、ポチ。
真夜中、娘を起こし寝ぼけているところにスマホを黄門様の印籠のように見せ
「あのね、明日(正確には11時間後)達郎さんビーストデビュー。そんで、席取りました!」
「え、え、え、? えーーー!ママ、ありがと!」
そこから娘は興奮して眠れず、達郎さんにお手紙を書いたそうです
私はミッション完了とともに就寝。
………………✨🥀✨……………
というわけで、
毎度前説が長くなって申し訳ございません。
飯田達郎さんの「美女と野獣」ビーストデビューを観に行ってきました🥀
20代のころ、日本上演初公演の時がマイ初見。
娘が年中の時に初めてミュージカルを見た演目。
ちょっと思い入れのある作品です。
1年ほど前、舞浜にて上演されている
新演出版「ミュージカル 美女と野獣」を観に行きました。
その時の感想はこちら(めっちゃあっさり仕上げ感想でした)ですが
新演出版、舞浜という夢の国での上演ということもあってか、旧作よりファミリー向けに感じました。
いいんです、それも😌
ライオンキングのように子どもたちがミュージカルという世界を知るきっかけになるのですから。
ですが、今回拝見した「美女と野獣」
前回とは少し印象が違っていました。
なんでだろう・・・
と、ぼんやりと思っていたところ「美女と野獣」が一番好きな演目、という娘が言ったひとことで解決。
「ビースト、大星さんは園児、泰潤さんは小学生、達郎さんは中学生」
(実はもう少し具体的な年齢で表現していますが、いろいろと誤解があってはいけないのでやんわり表現に変えてみました)
野獣の姿となった王子がベルと出会うことでこころを開き、愛することを知り、愛される喜びを知る…その初恋に似たこころの移り変わり
各キャストによるビーストの見え方の違いの表現です。
前回拝見した清水大星さんのビースト、大柄で見た目の怖さとは全く逆の駄々っ子ビースト
お相手のベル、平田愛咲さんのベルは天真爛漫でちょっとお転婆な印象でした。
今回デビューした飯田達郎さんビーストは、自己を表現できず、いつもこころに(自分で)剣を突きつけているような闇を抱えたビースト
平木萌子さんのベルは、そんなビーストを気長に優しく包み込むようなとてもお姉さんなベルでした。
そうなんです。
おとなテイスト、ファミリータイプとは少し違いました😊
以前、Wキャストの面白みというテーマで感想を書いたことがあります。
いま、舞浜で上演されている
「劇団四季 美女と野獣」はそれを体験できる気がします。
「同じ演目を何度も観る」ことが理解できない、と言われることがあるのですが
舞台はナマモノ、今日観た舞台と(全く)同じものは二度と見れないのです。
次に「美女と野獣」を拝見するとき、例えば中学生ビーストの達郎さんと、天真爛漫ベルの愛咲さんのペアだったら・・・
クラスのアイドル愛咲ベルと、ちょっと暗め(だけどイケメン笑)の達郎ビーストはどんな空気感を醸し出すのか、とか妄想激しめな私は考えちゃったりします😅
それぞれのキャストが出す(演じる)キャラクターの雰囲気の混ざり合い具合で、一回一回の舞台の印象がちがう
それが、舞台演劇・ミュージカルの面白みです😊
ちなみに、私が観劇した日
前回の園児大星ビーストとお転婆愛咲ベル(ファミリータイプ)の時は子どもたちの笑い声が。
今回の思春期達郎ビーストと品の良さ抜群萌子ベル(大人のミュージカル)は若干ちびっこの😭声が…💦リアルだったんだろうな😌でもそれが本来の野獣の姿。
観た時がタイミング!
その時々の感想は千差万別、ミュージカルとの出会い
私の感想も「個人の感想です」という注釈を入れさせていただきます笑
………………✨🥀✨……………
飯田達郎さんのビースト
ずっとカジモドで拝見(エリック・ラウルはご縁がなく)していたので、第一声の声の低さにびっくり&キュン💖
お歌は言わずもがな!です。
「愛せぬならば」すてきでした~(語彙力ない)
終演後、インスタを更新されてました。
「産みの苦しみ」という文言…
今日の日のビーストデビューまでに、日々の自己研鑽と相当な稽古の積み重ねがあったのだと思い、改めて今日観ることが出来た喜びを噛みしめました。
ひとつひとつ丁寧に向き合い、ビーストという代々受け継がれてきた大役を真摯に演じておられる達郎さんの姿勢がとっても好きです。
アルプに達郎さんビーストのお写真、載りませんかね…ビースト姿(メイク)はもちろん、王子に変身した素顔もぜひ!
ビーストメイクからの変身した姿、王子様感がハンパないっす😊