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《劇団四季 ウィキッド》2023.10.29 四季劇場[秋]
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(思ったこと追記していきます…笑)
はじめに。
ウィキッド。
10年ぶりに上演されている東京公演。
秋劇場での期間限定公演ですが、
その全日程が会員先行販売で完売になりました。
それだけ四季オタクファンが待ち望んでいた演目。
私は初見でした。
ウィキッドのウワサは聞いていたので
私もそれなりに期待してまして、
曲は聴いていましたし
「オズの魔法使い」の予習もしました。
有名な[Defying Gravity 自由を求めて]は
Bridgeで観ていて大好きな曲でした。
なのに。
自分でもびっくりするほど泣きました😭
様々な予習で私が思い描いていた物語を超えてきまして…
めっちゃくちゃ深いです。
幼稚園のお遊戯の演目になる「オズの魔法使い」。
映画化された古い作品を観てもその域(お遊戯感)のものでして、正直(笑)頑張って最後まで観るものでした。
なのに…なのに。
この深さ。
ウィキッドは一回の観劇だけではまとめられません。
なので、今回は初見の感想のみを書くことにしました。
「オズの魔法使い」の前日譚。
この物語があってこその「ウィキッド」です。
予習しなくても感動はしますが、これは絶対に観た方がいいです。
「オズの魔法使い」海外では昔から語り継がれているお話だそうです。
[日本でいえば『ももたろう』]とどこかで観たか聞いたのですが、まさにそんな感じ。
簡単に言うと
とある事故によって遠くに飛ばされてしまった
主人公・ドロシー。
家に帰りたいとの願いを叶えるため、北の善い魔女の助言でオズの魔法使いのもとへ会いに行くのですが、その途中でカカシ・ブリキ・ライオンに出会い、4人それぞれの願いを叶えるために西の悪い魔女を倒しに行く。
という物語です。
▲ こちらをどうぞ…
途中で仲間3人と出会い、魔女を倒す…
「ももたろう」ですね。
この「オズの魔法使い」という表向きの世界の裏側で起こっていること、裏のストーリーが「ウィキッド」です。
例えるならば、日本人なら誰でも知っている
「ももたろう」の物語に…
⚫︎鬼ヶ島で暮らしている「鬼」たちにサイドストーリー(しかもラブ展開笑)があったら。
⚫︎途中で出会う犬・サル・キジにそれぞれコンプレックスを克服する目的があったら。
⚫︎なんなら、おじいさんとおばあさんが川からドンブラコと流れてくる桃を拾うという状況が何者かによって画策されたものだったら。
という物語がプラスされたもの。
それが「ウィキッド」の世界観です。
…すみません。かなり乱暴な例えです。笑
まだ開幕したばかり。
この初見の感動を味わっていただきたいので、
ネタバレはやめますが、無意識にネタバレしてしまうかもしれないのでNGの方はここでUターンしてください🙇♀️
「オズの魔法使い」で作家が伝えたかったこと。
ざっくり言うと
自らの人生は自分で切り開き、掴むもの。
だと思うのですが、
表向き(子ども向け)には「オズの魔法使い」ですが、裏向き(オトナ向け)の「ウィキッド」ではこれまたわかりやすくラブストーリーと自己保身でしかない人間のダークサイドが渦巻く物語。
ラブストーリーでさえ結局は自己保身なのかもな…と思ってしまった私はグリンダ目線でした。
娘はエルファバ目線でして結末に感動しておりましたが、私がブツブツ文句を言ったら怒ってました😅
自らの人生は自分で切り開き、掴むもの。
誰かの幸せの裏には、それを掴み取れなかった者がいる…
JKよ。まだまだあまちゃんだな😎
もうひとつ。
オトナの自己保身…自分の欲と立場を守り通すためだけに暗躍する闇の世界。
こちらは昨今のスキャンダラスなニュースを思い浮かべてしまいました。
事実というのはいくらでも曲げて伝えることができること。それを意図的に画策する者がいるということ。
真実…それは自分で冷静に考察し、判断しないと自分というものがなくなり、簡単に消されてしまう。
マチネ終わりで入ったカフェで娘とあわや喧嘩になりそうになり、いろいろ考えながら電車に揺られ、帰ってから「オズの魔法使い」をおさらいで見始めたのですが…のっけからアレやコレや伏線が張られていたのですよ😳
これ、複数回観ないと回収ムリっす。
劇団四季さま。
ウィキッド、これから大阪をはじめ、全国で上演されると思いますが、首都圏凱旋公演お願いしたいっす。
来年2024年の年末には「ウィキッド」が映画化されるようですしね。
で。
この映画化される「ウィキッド」。
劇場版のながれを尊重するそうで、前編後編の2部作になると聞きました。
そうなるとですよ…あの[Defying Gravity 自由を求めて]で前編終了。
怒涛の伏線回収がなされ、それぞれの一方通行のゆくえが明らかになる後編はその1年後に公開だとか。
ムリっす😭
[Defying Gravity 自由を求めて]はエルファバの解放の曲だと思っていた私。
いやいやいや…そうなんだろうけど…号泣でして、それがああなる…と今回の「劇団四季ウィキッド」を観て知ってしまった以上…
ムリ。
これが初見の感想。
ほぼ自分メモ📝。
ここからまた「オズの魔法使い」を観て「ウィキッド」を観るチャンスはあと2回。
どこまで考察できるか…
私の考察が初見からどう変わるのか…
楽しみです♪
◆
グリンダ・真瀬はるかさん。
めっちゃ可愛いです😍
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その無邪気さ、キュートさが
可愛く見えるかあざとく見えるか…😅
私は真瀬グリンダの陽キャがめっちゃ愛しく可愛く見えたので、三井エルファバの陰キャ加減が絶妙にマッチ(…言い回し古)して、あの[Defying Gravity 自由を求めて]での号泣に繋がったと思ってます。
そして、ネガティヴ思考陰キャの私がグリンダに感情移入したのは、あの陽キャが隠している深層心理はかなり切ないと直感で思ったから。
これはぼんやり考えていることなのではっきりさせたい考察事項😌
それと、ネッサローズ・若奈まりえさん。
これまためっちゃいい👍
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まりえちゃん、いつか観たリトマ・アリエル🧜♀️以来。まりえちゃんも前回の投稿の笠松くんと同じ印象…アリエルにキャスティングされる程プリンセスオーラのあるまりえちゃんが演じるネッサが闇に堕ちていきダークオーラに変わる演技…凄かった!上手い👏
鐘オタとしては、平良交一さんの教授が嬉しかったです!
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なんといっても、イケボ平良さんのソロ曲が聴ける🥰
飯野おさみさん…Bridge以来!おさみさんが現役で活躍されているのは本当に素敵。
オズの魔法使い…イケオジ👍
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