24時間でミシックまで行けるラクドスサクリファイスガイド
0.あいさつ
どうもこんばんは。
ノリ(アカウント名 JapaneseFisherman)と申します。
遅くなりましたが、前回のパイオニアの5cニヴの記事を購入してくださった方々ありがとうございます。
さてさて、今回は、スタンダードのラクドスサクリファイスの記事になります。
なお、この記事は今までスタンダードをまったくやってこなかった人の戯言ですので、間違ってる部分などあるかもしれませんがご了承ください。
(私が前にスタンダードやってたときは神ジェイスがスタンダードで禁止されずに使えてた時代でした)
1.スタンダードをはじめるにあたって
もともとモダンプレイヤーであり、パイオニア実装後はパイオニア中心にMagicOnline(以下MO)でプレイしているプレイヤーだった私は、スタンダードというものには基本さわらない人でした。
しかしパイオニアがインバーターコンボ中心のメタになり、
「さすがに禁止でるでしょー^^」と思っていた私はパイオニアをプレイするのはそのあとでいいと思っていたのでした。
(実際の禁止改定は・・・)
さてその間なにをしようかと思っていたら友人の「MCQのデッキどうしようかなー」という声が聞こえてきたので少しスタンダードを触ってみようと思いました。
アリーナでは所持カードとワイルドカードの都合で、あまりプレイしていなかった私は気軽にデッキを乗り換えるということはできないので、まずはMOでいくつかのスタンダードデッキをさわってみることにしました。
まずプレイしたのはジャンドサクリファイス。
けっこう楽しいデッキではあったが、1ゲームの時間がながく、また増えつつあったスルタイミッドレンジに不利かなーと感じたのでやめ。
MOでのリーグの成績は2-3と3-2だった気がする。
次にプレイしたのはティムール出来事(アドベンチャー)。
ツイッターでながれてきた勝率8割あるらしいデッキ。
MOのプレリミナリーに出てみて3-2(同系に負けた)で、
使ってみたらたしかに強そうな感じはあったのですが、サイドカードの選択と《願いのフェイ/Fae of Wishes(ELD)》で持ってくるカード、
そして同系戦でのコツがわからなかったのでやめ。
リーグでの成績は3-2。
次にさわったのはバントミッドレンジ。
バントカラーの強力な呪文をマナ加速してプレイするのはいいのですが、ミッドレンジ同士の戦いが長引いて、スタンよくわからない私向きではないかなーと思ったのでやめ。
リーグは3-2。
次に使ったのがラクドスサクリファイスでした。
ティムールアドベンチャーを使ったときに当たって「ん?アドベンチャーはラクドスキツくね?」と思い自分で使ってみることに。
まずリーグにでたらサクっと4-1。
そのあとMOで週に1回あるスタンダードチャレンジというイベントにこのデッキで参加し5-2と好感触だったのでこのデッキをさわっていくことに。
アリーナでもギリギリ組めるのと、1ゲームが比較的早いこと、
またミシックに上がるまでどのぐらい時間がかかるのか?
と思いアリーナのラダーと呼ばれるものに飛び込むことになった。
2.デッキ解説
多少中身やサイドボードをいじったりしたが、基本的な構成は以下のリストでミシックまでかけぬけました。
(デッキリスト画像はMOのがみやすい・・・)
デッキの動きとしてはクリーチャーを2→3と出して《初子さらい/Claim the Firstborn(ELD)》で相手の生物を奪ってそれを生贄にささげることで除去しつつプレイヤーにダメージを与えるという独特の動きをします。
アグロデッキに分類されるとは思いますが、初子さらいを相手にプレイされるとブロッカーが1体減ってアタッカーが1体増えるので非常にダメージ計算がしにくく、「相手が初子さらいをもっていたらめんどくさい」というのを相手に押し付けていくデッキ。
マナベース
最初は土地24でプレイしていたのですが、めちゃくちゃフラッドするのと
《嵐拳の聖戦士/Stormfist Crusader(ELD)》も採用したことで23に。
《悪意の神殿/Temple of Malice(THB)》は色マナの数調整。
土地24なら《ロークスワイン城/Castle Locthwain(ELD)》は2枚にする。
ここから個別のカードについて
猫かまどセット。
もはや説明不要な猫とかまど。
そしてデッキの様々なカードとシナジーする《波乱の悪魔/Mayhem Devil(WAR)》は当然の4枚づつである。
波乱の悪魔は相手が何かを生贄に捧げても誘発するので、リアルでは注意が必要。
ウーロ、英雄譚、《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods(RNA)》で相手に生贄を強要しても誘発するのでデジタルゲームは勉強になった。
1ターン目に出す2点クロックというよりも、途中の1マナ余った時の行動を埋めるという意味合いが強いカード。
マナベース的に1ターン目に出にくいのはあるが、ジェスカイファイアーズやティムール再生など序盤のクロックが大事な相手には頼もしいやつ。
《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast(ELD)》のトークンや赤単に弱いので2枚。
《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods(RNA)》との相性は抜群。
このデッキを使う理由。
《反逆の行動/Act of Treason(RNA)》系のカードだが3マナ以下という条件だが1マナになったらこんなにも強いのかと・・・。
相手の《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》や《死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger(THB)》をパクったら病みつきになります。
通称「DJ」
《初子さらい/Claim the Firstborn(ELD)》で相手の生物を奪い、それをこいつでサクると相手の生物が2体減ってさらに1ドローというヤバい顔してるねーちゃんだけある。
このデッキの苦手とする4マナ以上のデカぶつをメインで唯一対処できるカードである。
《波乱の悪魔/Mayhem Devil(WAR)》がいるとこっちの生物2体と相手の生物1体生贄に捧げるので3点誘発するのを覚えておこう。
「キミ、<炎歩スリス>って知ってるかい?」
その昔<炎歩スリス>というカードがあってそれをスタンダードで使っていた私としては非常に思い入れのある令和の<炎歩スリス>。
先手2ターン目に出すと非常に高いクロックとして期待でき、《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler(WAR)》、赤単に強く、2ターン目は生物を出したいので4枚。
後手なら減らすことはしばしばある。
(赤黒になっただけでとんでもない強さw)
通称「ランケン」
「何か強い2マナ生物はないか?」と試していれたカードがこれ。
相手もカードを引くので微妙なんじゃないかと思っていたが、1点与えるのと威迫がものすごく優秀で、2ターン目除去られなかったらものすごく強く感じた。
カード引いて先に引いたカードをプレイできるのも強い。
おそらくだが、相手はがカードを引いても相手の1ターン内での行動回数は増えないので、デッキの軽いこちら側のが有利に働くのではなかと思われる。
まぁ相手がカードを1枚引いて「ラッキー♪」と思ってるかどうかなんて知らないので、自分都合で考えればいいのである。
赤単と同系に弱いのでメインは3枚。
《空の粉砕/Shatter the Sky(THB)》・《煤の儀式/Ritual of Soot(GRN)》・《嵐の怒り/Storm's Wrath(THB)》など全体除去に対して頼れるやつ。
赤単に弱いから3枚にしてるが、アリーナのランクが上がるにつれてバント・ジェスカイファイアーズ・ティムール再生など当たる回数が増えている気がするので4枚のがよさそう。
猫かまどと相性抜群。
《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium(RNA)》だけは勘弁な。
マナのかからないサクリ台ってやっぱり強いんだなーと思う1枚。
1枚でクリーチャー2体分なので《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods(RNA)》との相性も良し。
1マナで《初子さらい/Claim the Firstborn(ELD)》を撃ってから3マナでこいつを出す動きもすごい強い。
脱出コストも4枚と《死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger(THB)》より1枚少ないのは高評価。
他の3マナ域との相性抜群丸。
《真夜中の死神/Midnight Reaper(GRN)》の4枚目の枠として追加の《波乱の悪魔/Mayhem Devil(WAR)》として使ってみたら思ったよりも強かったので使っていました。
《悲哀の徘徊者/Woe Strider(THB)》のヤギトークンが殴れるようになるのはかなりエライ。
ただ、『こいつじゃなきゃダメ』というわけでもないので、素直に《真夜中の死神/Midnight Reaper(GRN)》4枚になりそう。
サイドは赤単、グルール用に《レッドキャップの乱闘/Redcap Melee(ELD)》4枚。
《害悪な掌握/Noxious Grasp(M20)》はお守り程度に1枚。
基本は生物は《初子さらい/Claim the Firstborn(ELD)》で対処したい。
ティムールアドベンチャー用の《エンバレスの盾割り/Embereth Shieldbreaker(ELD)》も4枚にしてるが、同系にも4枚は入れないし、2/1弱すぎるのでここは考えどころ。
《嵐拳の聖戦士/Stormfist Crusader(ELD)》は《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods(RNA)》と入れ替え用。
《真夜中の死神/Midnight Reaper(GRN)》はミッドレンジや全体除去。
《ファリカの献杯/Pharika's Libation(THB)》はティムール再生、ジェスカイファイアーズ。
《反逆の行動/Act of Treason(M20)》は4マナ以上の生物とかジェスカイファイアーズ用。
3.戦績
ブロンズからラダーをスタートしたのが3/8で、
ミシックに到達したのが3/12。
(仕事の休みが2日間あったので参考になるかはわからないが)
5日間でミシックまで到達することができた。
最初だけ《モーギスの殺戮神官/Slaughter-Priest of Mogis(THB)》を入れていて微妙だったので途中から《嵐拳の聖戦士/Stormfist Crusader(ELD)》入りになり、そこからミシックまで全力で駆け抜けました。
総マッチ数は84マッチ。
私は5日間で84マッチなので、1500マッチしようと思ったら
89日!なんと3か月もかかってしまうではないか!!
《嵐拳の聖戦士/Stormfist Crusader(ELD)》入りのプレイ時間は21時間。
《モーギスの殺戮神官/Slaughter-Priest of Mogis(THB)》入りで2時間ぐらいプレイしていたので、実際のプレイ時間は23時間。
また先行有利なこともわかる。
私で勝率7割なのでうまい人が使えばもう少し高くなるかもしれない。
赤単との対戦がずっと1番多かったのだが、ミシック直前でバントとよく当たりバントが1番多いという結果になった。
赤単、スゥルタイには有利なのがわかる。
バントには有利とはいえないと思った。
(ラクドスが対策されてきているからかもしれない)
ティムールはアドベンチャーと再生が一緒になってるが、
アドベンチャー相手もそこまで有利には感じなかった。
ティムール再生はこちらが不利。
青白コンはあまり当たらないがこちら有利。
ジェスカイファイアーズはラクな相手ではないが、《反逆の行動/Act of Treason(M20)》で勝てる見込みがある。
全体の相性表をみると、極端に不利な相手はいないと言える。
ただそれは今のスタンダード全体がそうなっているのかもしれない。
4.各マッチアップの解説とサイドボーディング
・バント
・赤単
・スゥルタイ
・ティムールアドベンチャー
・ティムール再生
・ジェスカイファイアーズ
の順番に解説して、
その後これからミシックランクで戦っていくならというデッキ変更点をあげて、
最後にミラーマッチについてのポイントを書いて終わろうと思う。
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