5cニヴ パイオニアガイド(包囲サイは必要無い)

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こんにちは

ノリ(MOアカウント名 JapaneseFisherman)と申します

現在私がパイオニアフォーマットで使っている5c《ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn(WAR)》デッキについて質問を受けることが多いので思い切って筆をとることにしました。

今使っているニヴデッキは今のマナクリーチャー6枚型になってから90マッチほどプレイしていますが
MOの構築レーティング1900を切ったことはありません。

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最大瞬間風速は1968でした。

現在のデッキリストはこちらになっております

なごや

(もし明日MFに出るならこのデッキリストで出ます 1/30)

デッキの動かし方など基本的なことは他の方も書かれておられますし省略しますが、他のニヴデッキとの違いとしては
マナクリーチャー6枚
《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》の不採用
といったところでしょうか。

マナクリーチャー6枚について

はじめて5cニヴを使ったときはマナクリーチャーは《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》4枚だけでした。
(しかもテーロス還魂記も出ていなかったので《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》も無し)

それでもリーグにでれば5-0したり4-1したりと
デッキのポテンシャルは十分に感じられるものでしたがマナ加速が無いハンドも多く、アグロに間に合わないこともしばしば
そのあたりから《楽園のドルイド/Paradise Druid(WAR)》を4枚使ったニヴもちらほら見るようになりました。

しかし、たしかにマナ加速はほしいのですが、
とんでもなくフラッドすることもあるこのデッキでさらにマナクリ4枚も増やすとか正気か!?
と思い2枚だけためしてみたこところ色マナトラブルも減りましたし初手のキープ基準が増えるのも高評価。

しかし

それでもとんでもなくフラッドすることはやはりあることと、

くさりまわし

《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler(DOM)》に弱い・・・

《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》を3枚とっていますし、
とりあえず《楽園のドルイド/Paradise Druid(WAR)》は2枚になっています
おそらくこいつを4枚にするならその前に土地27を試すと思いますが
今のところ少しでもデッキのスペースを作るためマナクリは6枚

《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》の不採用

さい

もう何人に何回聞かれたかもわからない質問
「《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》はいらないんですか?」

《探索する獣/Questing Beast(ELD)》のが強い場面多いからそっち使え!

けもの

包囲サイが探索する獣よりすぐれてる相手は赤単と黒単ぐらいで
(それでも獣の方が強い場面はいくつかある)
青赤魂込め、ニヴ同系、青白コン、コンボデッキ、ランプ
それらすべてにおいてサイより獣の方がすぐれている。
とくに青赤魂込め戦では《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent(ELD)》と《ジンジャーブルート/Gingerbrute(ELD)》を止めれるのがやばい。

ライフは後で書く《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》と1枚入ってる《狼の友、トルシミール/Tolsimir, Friend to Wolves(WAR)》がなんとかしてくれるので
今のところサイはなくて問題ない。

つまるところサイは得意なデッキに対して強くなるカードであり
苦手なデッキに弱いカードである
といえる。

火力多めのバーンや軽いカードに寄せてる赤単がはやってきたら
包囲サイ君には戻ってきてもらおう。

《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》3枚


うーろ

マナクリが6枚であるのも包囲サイが無くてもいいのはこいつのおかげともいえる。
序盤はマナスクリューに強く、後半はマナフラッドも受けれるというさすが現代の神話レアクリーチャー
最初こいつは2枚だったのだが、同系ではニヴを《漂流自我/Unmoored Ego(GRN)》で抜きあう展開になりそのあとはおおよそウーロゲーになりやすい。
ウーロを引いてる方と引いてない方では圧倒的に引いてる方が有利なので私も3枚にした。
4枚入れるとダブつきそうでアグロ相手に使うヒマがないかもしれないがその場合は27枚目の土地を検討すべきである。


サイドに《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》

ぷっしゅ


もともとニヴのサイドには《冥府の報い/Infernal Reckoning(M19)》が2枚ほどとられるのが普通で、
青赤魂込めの《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent(ELD)》がキツいので当然は当然なのだがあまりにも範囲が狭すぎて他にいいカードがないかということでプッシュにいきついた。
《冥府の報い/Infernal Reckoning(M19)》はハサミと黒単、緑タッチ黒ガルタぐらいにしか使えなかったが、
《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》なら青白スピリットと赤単系にも使える
4枚ともプッシュにしないのは
青赤魂込め戦で《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》から《冥府の報い/Infernal Reckoning(M19)》を打つことがあるため
《寓話の小道/Fabled Passage(ELD)》と《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》で紛争しやすいのもポイント。

今はまだニヴのサイドのプッシュは警戒されてないのでおすすめです。

《神秘の論争/Mystical Dispute(ELD)》

神秘の論争

最初私のデッキのサイドにはこのカードが2枚サイドに入っていましたしかし、
・《睡蓮の原野/Lotus Field(M20)》コンボデッキの減少
・ニヴ同系ではサイドインしない
・プッシュという青白スピリット相手に入れるカードができた
使っているときも相手の神秘の論争に対して神秘の論争を使っているような感覚だったので別になくてもいいかなという印象。
ただ直近のMOリーグでは青白コントロールにも当たるようになってきたのでそのうち2.3枚はサイドにとるかもしれません。
その場合はウーズ、クノロス、アングラスの暴力の枠をメタにあわせて調整します。

一押し3冥府の報い1至高の評決1思考消去3殺戮遊戯1ラクドスの復活1
この10枚はしばらくメインかサイドには必ず入る
ことになりそうで、
残りの5枚の枠をメタにあわせて変更することになると思います。


そのほかのサイドボードカード

あまりにも《睡蓮の原野/Lotus Field(M20)》コンボデッキをみかけなくなったので思い切って《安らかなる眠り/Rest in Peace(RTR)》を抜いて
代わりに《エイスリオスの番犬、クノロス/Kunoros, Hound of Athreos(THB)》と《漁る軟泥/Scavenging Ooze(MM3)》を
犬の方は赤単相手にも渋い動きをしますし
ウーズはフィニッシャーにもなるすごいやつ

《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》はスピリット、緑ガルタ系に素引きしたいので追加用。
《思考消去/Thought Erasure(GRN)》は最初はメインに入れていましたが環境にアグロが多くなり後手番では打つタイミングが難しいことからサイドに
(色マナの問題で2ターン目に打ちづらい)
環境に同系やコントロール、ランプが増えればメインに戻る可能性はアリ。

《ラクドスの復活/Rakdos's Return》と《殺戮遊戯/Slaughter Games》は同系、コンボデッキ、コントロール、ランプに
青白コントールが増えるなら1枚を《思考のひずみ/Thought Distortion(M20)》にするかも。

《アングラスの暴力/Angrath's Rampage(WAR)》は青白コントロールの《夢さらい/Dream Trawler(THB)》で負けるのがイヤだったため最後に入れました《グレートヘンジ/The Great Henge(ELD)》にもさわれるし悪くないかなと
この1枚は違うカードでもいいかなと思います。
《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned(THB)》をなんとかできるカードが有力。

ここからは以下のデッキに対するサイドボーディングや注意点
《漂流自我/Unmoored Ego(GRN)》で指定するカードなどのガイド

黒単アグロ
赤単
青赤魂込め
青白スピリット
緑系ガルタ
ヘリオッドバリスタ系デッキ
ニヴ同系
青白コントロール
青緑ランプ
《睡蓮の原野/Lotus Field(M20)》コンボ
青黒《真実を覆すもの/Inverter of Truth(OGW)》


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