自分の小さな「箱」から脱出する方法
どこかのサイトで離婚の危機を2回乗り越えた夫婦の記事で紹介されていた本のタイトルだ。
「自己欺瞞」を「箱の中に入っている」と表現される。
そもそも、「自己欺瞞」とは?
自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。
https://kotobank.jp/word/自己欺瞞-518609
これをしている限り、問題は見えないし、自分を正当化し、相手に問題があると思い、相手とも向き合えない。「箱の外いる」ことの大切さをこの本では語っている。
これを読んだ時、果たして私はハコの外にいるのか?中にいるのか?と、自問自答していた。
つい先日も夫が家を出ていく前にどうにか修復を図ろうと自分の中であの手この手と改善をしようと試みた。
部屋が整っていないから部屋をきれいに整えるためにまずは洗濯を毎日した。
家族のために家事が少ないのではということで、毎朝ご飯も作ったりした。
自分では行動を変えることで夫の「不満」を解消しようとしていた。
けど、心の中では「私でも他に決めたりやることはやっている」と、ハコの中にいた状態での行動だった。
本には、ハコの中にいた状態ではいくら行動を起こしてもあまり意味がないと。なぜなら、そんな気持ちは相手に伝わり、さらに相手も気持ちを下げてしまうと。
またハコの中にいることは、相手を尊重する「個」と見ていないというのだ。
これには私もぎくりとした。夫に同じことを言われたからだ。
相手を「個」としてみること、一人の人間としてみること。
夫が家にいる時は夫には表面的に変わった姿を見せようと頑張っていたが、本質的に何も自分の中で変わろうとしていないことに気がついた。
私はハコの外に出ない限り、1ヶ月の期限を設けられて別居して帰ってきた夫に何も自分も変わった状況を示せない。
10月中旬までに果たしてハコの外に出ることができるだろうか…
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