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英語の発音が良くなるコツ、ちょっとだけご紹介します

 noteで色々な方の記事を見ていると、ご自身の得意な事やコツを紹介されていますよね。
「私も何かご紹介できるような得意なものはないかな」とずっと考えていたのですが、やっと捻り出しました。
 お役に立つかどうか分かりませんが、一応、紹介させていただきます(*゚▽゚*)

 私は若い頃から英語が好きで、英語を学んでいました。
 単語や文法を学ぶのももちろん大事ですが、それと同時に私が重要視していたのは、なるべくネイティブに近い発音で話すことでした。
 その方が格好良いし、いかにも日本人が話すような英語の発音で話すのは嫌だなと思っていました。

 もちろん、ネイティブやバイリンガルの方には到底かないませんが、私なりに習得した発音の仕方を紹介させていただきます。 

 20年以上前になりますが、カナダのケベック州、モントリオールにホームステイをしながら、半年間、英語の語学学校に通っていたこともあります。
 その時、周りに「あなたは他の日本人達と違って、発音が上手だから聞き取りやすい」とよく言われていたので、それなりに効果はあると思いますd( ̄  ̄)

 なんと言っても、難しいのは、「 TH 」「 R 」の発音です。個人的には、この2つを習得するだけで、だいぶそれらしくなります。
 あとは、「 R 」と「 L 」の違い B 」 V 」 F 」 SH 」を習得すると、さらに良いと思います。
 細かい事を言えば他にも色々あると思いますが、わけが分からないし面倒なので、とりあえずはこれだけでも十分だと思います。


「 TH 」の発音

 ‘the’ ‘thanks’ ’three’ など、よく使いますよね。
 ご存知の方が多いと思いますが、上の歯と下の歯で舌を挟んで、その舌を中に引っ込めながら発音します。

 でも、中途半端にやったらダメです。
 日本語を話していて舌を出すようなことは無いので、やり慣れていないとかなり抵抗があると思いますが、かなり大げさにやった方が良いです。
 実際にネイティブの方が話しているのを見ると、「わざとやっているのかな?」と思うくらい、がっつりと舌を出しています。
 日本人の’three’(3)は多くの場合、 ‘tree’(木)に聞こえるそうです。

 とにかく、恥ずかしくてもためらいなくやりましょう。


「 R 」の発音

‘right’ ‘correct’ ‘rice’ など。
 今はどうか分かりませんが、私が学生の頃はとにかく『巻き舌』にすると教えられました。でも、巻き舌にしても上手くいきませんでした。
 ある時、アメリカのTVドラマを見ていたら、出演者達が度々『アヒル口』でしゃべっているように見えました。
 何だろうと思ってよく見てみると、「 R 」の発音をする時にそうなっていることに気付きました。そして、それを見て真似をしました。

「 R 」の発音をする時、舌をどうするかはあまり気にしなくて良いです。
 それよりもまず、上の歯と下の歯をくっつけるか、あるいは、ほぼ、くっつける。
 それから、唇をアヒルのように丸くして突き出す。
 そして、発音する。これだけです。


上の2つだけでも、かなりネイティブの方には聞き取りやすくなると思いますが、もう少し説明します。


「 L 」の発音

 日本語の「ラ」と同じだと思われがちですが、ちょっと違います。舌を上の歯の内側にけっこう強めに押し当てて発音します。
‘right’ ‘correct’ ‘rice’ と ‘light’ ‘collect’ ‘lice’ では全然、意味が変わってきますよね。モントリオールでも、日本人の「 L 」と「 R 」は特に分かりにくいと言われました。


「 B 」の発音

 これも、日本語の「ブ」と同じだと思われがちですが、ちょっと違います。
 上唇と下唇を完全に重ねて、唇を隠すようにしてから、「ブッ!」と息を吐き出すように発音します。
‘book’ ‘best’ ‘bed’ など、発音してみて下さい。


「 V 」の発音

 先ほどの「 B 」とは違い、上の歯を下唇に押し当てて、ウサギかビーバーの真似をするようにして発音します。
 これも、やり慣れていないとかなり抵抗があると思いますが、思いっきりやりましょう。
 ‘best’(最良) ‘vest’(チョッキ)では意味が変わってきます。 ‘very‘ 「 V 」「 R」があって、発音がけっこう難しいです。


「 F 」の発音

 これも「 V 」と同じで、ウサギやビーバーの真似をして、上の歯を下唇に押し当てて発音します。

 モントリオールである日、語学学校の先生にバスの中で偶然会って話をしていて、
 ‘Is she fine?‘(彼女は元気?)と誰かの事を尋ねたら、‘see?’ ‘wine?’ と言われて、通じませんでした。
 もう一度言ったら通じたのですが、‘fine’ は下唇を噛むことや、‘she’ は唇を突き出すということを、その先生に教えてもらいました。
 発音は少し自信があったので、‘Is she fine?‘ という簡単な英語も通じなかったことが、けっこうショックでした。


「 SH 」の発音

 上でも触れましたが、「 SH 」「シューッ」と言うように唇を突き出します。 そうしないと、‘she’(彼女)と言ってるつもりが、 ‘see’(見る)か  ‘sea’(海)に聞こえてしまいます。


 あとは、何かの文章とか、好きな歌の歌詞でも良いので、ラインマーカーでこんな風に「 TH 」「 R 」「 L 」「 B 」「 V 」「 F 」「 SH 」に印を付けて、発音を意識しながら文章を読んだり、歌を歌ったりを何度か繰り返すのがおすすめです。
 そのうちに、ちゃんと発音しないと『気持ち悪く』になってきたら、良い兆候です(^-^)v

※クイーンの「ボヘミアンラプソディ」の歌詞です。


 以上です。m(_ _)m

 もっとちゃんと学びたいという方は、動画なども載っている、英語の発音に関する素晴らしいサイトが色々とありますのでそちらを見ていただくとして、とりあえずちょっとだけ発音を良くしたいという方は、ご参考にどうぞ。

 それから、日本語では使わない唇の筋肉を、英語ではたくさん使いますので、発音の技法を学ぶと同時に、唇の筋肉も少し鍛えると良いです。
 私がモントリオールで先生に教えてもらったやり方は、上の歯と下の歯をほぼ、くっつけて、「イ、ウ、イ、ウ」と「イ」と「ウ」をはっきりと順番に言うことです。

 私も以前はこの動きを時々やっていましたが、今は全くやっていないので、英語の発音がなめらかに出来なくなっています(^^;)

 ご覧いただき、ありがとうございました。

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