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秋の欠片

祭太鼓の音や街角が祭り支度されていく様も
秋の欠片のひとつだろう。


私が住む町 岸和田の海側の地域では、
9月に祭禮が行われる。

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↑ 2018年に撮っていたモノ


「1年は祭りで始まり、祭りで終わる」と言い
カレンダーも9月始まりの祭り仕様があり
祭りが終わった時には「今年も終わった…」との声を聞くこともしばしばな土地柄。


8月ごろから太鼓の練習がはじまり、
9月になると町に提灯が飾られ、
電信柱に紅白幕が巻かれ、
町が祭り仕様になっていくと
「もう秋だなぁ〜」と感じる。


昨年は祭りがなく、
「町が祭り仕様になる」ことも無かったために、
季節の移り変わりに上手く乗れなかった方々も
多かった。
年末行事が無かったようなモノだったからだろう。

今年はひとまず開催となり、
太鼓を練習する音もあり、
提灯も飾られ、町が祭り仕様となった。

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緊急事態宣言もあり、
1度目の試験曳きは中止となったし、
曳かない町もあった。

例年通りとはいかなかったものの
宵宮前日の試験曳きも、
曳き出しから始まる宵宮も、
そして宮入りも行われた。

太鼓の音を聞き、
祭り仕様の町を見ることで
そして、いつもとは違うとはいえ
だんじりの姿も観れて
「9月」「秋」の欠片を感じられたのは幸いと思う。


以前のような勇壮な「やり回し」を、
威勢のいい曳行を、
来年こそ心置き無く観れるような、
参加される方々には心置き無く曳けるような、
そんな時世となってもらい、
秋を満喫したいなぁ〜

以下、今年の様子。

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