昼ドラの様な三角関係の私。ある日、愛犬と遊んでいると視線を感じて•••
ご飯を食べた後リビングのソファーベットでくつろぐ。それが私のナイトルーティンです。
いつもスマートフォンでゲームをしたりテレビを見たりするのだが、40歳独身の私でも一人で寂しく過ごしているわけではない。
このソファーベッドにいる時にはいつも横にソフィがいる。
ソフィはシュナウザーの1歳になる男の子。
眉毛が特徴的だから、おじいちゃんみたいに見えるが、まだまだ若くてとても甘えたさんだ。
だから私がテレビに釘付けになっていると『ね〜テレビなんて見てないで私とも遊んで〜』とおねだりしてくる。
それからあぐらをかく私の膝の上でゴロゴロとローリング攻撃をしたり、私の足を掘り掘り攻撃を開始する。
途端に飛び上がる私!
「私の足は地面じゃないのよ〜」なんて言いながらナデナデをしてあげます。
するとすぐにソファーベッドを降りてどこかに行ってしまうソフィ。
「なーんだ、気まぐれな子だなぁ」なんて思っていると、お気に入りのボールを咥えて再登した!
「ボールを投げてくれ!」と言うのだ。
「今は休憩中!」と無視しているとスマートフォンと顔の間に入ってきてベロベロ攻撃!
「ひぇ〜!」と再び飛び起きる私。
毎日のようにこんなことをしてくるからソフィのナイトルーティンはこれなのかもしれない。
こんな感じでワチャワチャしているとどこからか鋭い視線を感じる!
しかもそれはリビングから廊下に繋がる扉のガラスの向こうからだ!
その犯人はソフィーより数年早く我が家にいる先輩犬の柴犬のマルだ!
そう、我が家にはもう一匹わんこがおり、明らかに怒った顔で睨んでいるのです。
これもマルのナイトルーティン。
毎回、私達がワチャワチャしているのを遠くの方からジーと羨ましそうに見ているのです。
だからといって私が「マルもこっちにおいでよ!」と呼ぶとスーーーとどこかに消えてしまう。
「遊びたくないのかなぁ」と思っていても、しばらくするとまた視線を感じるので、振り返るとマルがこちらを見ているのです。
だから今日はソフィがボールを咥えてひとつのドアの向こうに立ち、別のドアのガラスの向こうでマルが睨んでいるという2匹と1人の三角関係が完成してしまったのです。
そしてここからがいつもと違った!
たまりかねた2匹が同時に「遊んでよ〜!」「いつもソフィとばっかり遊んで〜!」と飛びかかって来たのです。
「ひぇ〜でも幸せ〜」昼ドラのように2匹の男が40歳独身の私を奪い合う姿を見て喜んでしまったのです。
ちなみに取り合うと言っても絶対にケンカはしません。
和の柴犬マルと洋のシュナウザー、ソフィ2匹は全く違うのに仲が良いのです。
そう出来るのは、マルが先輩犬としての意地なのか、漢?としての余裕を見せているのかソフィに優しくしてあげているからなのでしょう。
とか言っていてるが、今日はマルも我慢できなくなったのでしょう。
今日は2匹同時に飛んできたからとことん遊んであげました。
今は、疲れ切って2匹仲良く、
ぐっすりと眠っています。
私を奪い合ったソファーベッドの上で、、、
では私もその間に挟まって眠ります。
おやすみなさい。
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