大人になってからの転機2−4
ほどなくして転勤時期が決定し
1、2枚なんか書類書いた気もします。
転勤前日、
誰も来ない明け方に出勤し
誰も来ないうちに片付ける。
元から誰もいなかった如く
デスクをきれいに片付けて
一礼して東京の職場を去る。
元々よりもキレイなくらいに
キレイにして返す主義。
転職活動はすでに開始済み。
できれば転勤までに決めたかったけど
さすがに間に合わず。
次の日から転勤先
といっても、しょっ中来ていた職場
別に大した変わりもない日々。
やる事は決まっているので
面接予定が入れば、有給を使い
仕事は穴あけ放題。
一緒に実験や開発やっている仲間の
足は迷惑レベルで盛大に引っ張っていました。
だって、実験当番入ってても
突然休んじゃうのんですもん。
Kちゃん、Gちゃん、あの時はホントごめん。
だけど、その時の僕はもはや「転職マシン」
有給が尽きるのが先か?
転職先が決まるのが先か?
まさにDead or Alive
現職のことなど1mmも考えていません。
でね、そんな想いが伝わったのか
見事に転職先が決まりました✨✨
あん時はホント嬉しかったなぁ。
嬉しくって、
かつ屋のカツ丼「松」食べに行っちゃったもん。
ここでも淡々と期日を決め
淡々と仕事をする。
引き継ぎはホントに最低限。
僕しか知らない装置や設計も
いくつかあったんで
悪いなぁという気持ちも少しは
ありましたが、心の扉は緩めない。
データの保存場所、設計状況
を教えて終わり。
ちなみにここでも、
腫れ物に触るような扱いだったので
仕事に必要な言葉以外は発しない。
田舎すぎて、帰り道にはカラオケがなく
部屋の中で独り言をしゃべり続ける
ちょっとヤバい人になっていました
そんな状況でも
形だけでも送別会を
やってくれた上司には敬意を表します。
上司もけっこう嫌われていた方だったので
少しくらいは仲間意識があったのかも。
よくある挨拶回り等も一切せず
最後は事務手続きを終え、
なんだかんだとお世話になった
工場に一礼して、去りました。
おわり。
行くぞ!!!新天地へ!!!
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