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240504【ニッパツ-S世田谷】

2024プレナスなでしこリーグ第8節
ニッパツ横浜FCシーガルズvs スフィーダ世田谷FC
@ニッパツ三ツ沢球技場
0-0(0-0, 0-0)

キックオフ早々に迎えた権野さんの決定機は、もう少し浮かせられていたら。ほかにもいくつかシュートシーンがある中でも結局ここが一番の好機だった気がする。

フルマッチ

記録

スフィーダはシンプルな速攻型で、シーガルズはつなぎを大事にしたいと、異なるスタイルながらもチームとしては確立されたものがある両チーム。昨年の皇后杯での対戦を見させてもらい、そこからは主要メンバーが入れ替わってはいるけれど、戦い方はもちろん変わっていなかった。

両チームのスタートフォメ

強いていえばこれがトーナメントだったら、もう少し動きを見せていたかもしれないが、リーグ戦の1試合で今後もう1度対戦、しかもこの数日気温が急に上がった中での試合だから、その辺りも考えながらのマネジメントになったのかなとも思う。

朱里さん2戦連続メンバー外のシーガルズは、小須田さんがトップ下とボランチに2人いれば、もっと前を向けそう。浦島さんがトップ下で途中出場したけれど、右で使って岡さんが真ん中は難しいのかな。まぁオルカでもトップ下だったし、仕掛けられる選手が外でなくちゃいけない理由はないか。

スフィーダは2人の金子さんと柏原さんがやはりキー。キープ力が増せば福永さんも面白い。一番びっくりしたのは、プレースは左足で、持ってのパントはなぜか右足で蹴る山内さんだったけど。渡邊さんが左右でシューレースを代えていることにも気が付いた。

互いが左ポケットから好機を迎えたけど、柏原さん、渋谷さんと互いのCBが最後まで粘ってコースを切っていたから、GKのセーブないしはブロックになって、歓声ほどには危ないシーンではなかったと、守っている側は感じているのではないか。もちろん、そこへ至る過程には危機感を覚えただろうけど。

神川監督から「徹底しろ!」との声が多く聞こえたのは、サイドの深い位置を取って縦に仕掛けることや、CKを目指すこと。それと、ディフェンスラインの背後とGKの間にボールを落とすこと。これに関してはシーガルズの方も、スフィーダのラインが高いから狙いどころの1つで、でも違うのは上ではなく下のボールでスペースを取りに行くところ。向かって右から左へ吹いていた風がハイパントには結構影響もしていた。

最終的には点を取って守って勝つ必要があるわけだが、これだけやり方は違うのに、そこの根幹はたぶんどちらも一緒だから、球際の勝負は面白い。自分たちのやりたいことだけではダメで、かといって相手のことを考えるだけでもダメで、対戦型と競技は両方にベクトルを向ける必要があるんだよ。

シーガルズのジョーカーといえば松本さんのイメージだったけれど、今日は(も?)メンバー外。田村さん、矢野さんというタイプの異なるFW陣が入ってきて、矢野さんは特に大体大でもスケールが大きかったから、アクセントを付けるにはうってつけなのかあ。むしろ、スフィーダにも合いそうな気がする。

今日のボールパーソンはシーガルズJOY。蔵田さんの大学の後輩、笠原さんとか出身だった気がする。

おまけ
今日は羽沢横浜国大からスタートし、星川へ抜けるルートを選択してみた。

羽沢横浜国大駅

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