婚活ビジネスは、もっとやりようがあると思ってた。

すっかりご無沙汰しておりました。コロナ禍、いかがお過ごしでしょうか。

東京に行った友人が全然結婚しないので、結婚式を理由に東京に行きたい願望だけが募るのらでございます。

ガンガン減ってる婚姻率

内閣府の資料によると、2018年の婚姻件数は58万6481件(対前年比20,385組減)、婚姻率は4.7(人口千人当たりの婚姻件数)で過去最低となり、1970年代前半に比べると半分程度の水準となっているそうです。
そりゃ私の友人たちも全然結婚しないはずだ。
そんな中、私、令和婚にて2019年に2回目の結婚をしました。何度も結婚してごめんなさい。お詫びにプロポーズのときに贈った108本のバラの写真貼っときますね。
年齢別の未婚率に目を向けてみると、30~34歳男性は47.1%、女性は34.6%が未婚。35~39歳では、男性は35.0%、女性は23.9%が未婚とのことで、30代男性はざっくり2~3人に1人は独身。うーん、みんな独身貴族(違

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おせっかいババアはもはやハラスメント

婚姻率が減っている原因のひとつに、お見合い結婚の減少があげられると思います。1960年代にお見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転したといえども、今の倍の婚姻件数があった1970年代には、多くのお見合い結婚カップルが存在していました。その数なんと約30%強。現代のお見合い結婚の割合はわずか約6%と言われており、その差は歴然です。
しかし、このご時世に「あら、あなたまだ結婚してないの?良い人いるわよ」などと話しかけようものならハラスメントポリスに即座に検挙されるでしょう。いわゆるおせっかいババアは明らかに時代遅れ。というかおせっかいババアに該当する年齢の方が結婚相手を探している、なんてこともザラなんでしょうね。

だから婚活はビジネスになると思ってた

お見合いというシステムがほぼほぼ破綻している今、これはビジネスになるだろうと金の亡者たちが目をつけ、婚活ビジネスが盛んに行われるようになりました。結婚相談所・婚活パーティー・相席居酒屋・マッチングアプリなど、今となってはサービスの形も様々です。
私の周りにも結婚していない知人が多くいますので、これはうまい具合に合コンとか主催したらお小遣い稼ぎくらいできるのでは...?と考え、試しに知人を集め、小規模な合コンを開催してみました。

婚活ビジネスの意外な落とし穴

結果だけいうと、無理。安易に考えてすみませんでした。
理由についてはちょっと悪口っぽくなるかも知れませんので、気分を害されない方だけ続けてお読みください。

結婚していないアラサーメンバーを集めて飲み会を開きましたが、みんな第一印象から盛り上がっていない。未だに自分の好みを十分に反映したイケメンや美女を求めている人がほとんどでした。うん、アラサーの合コンに成田凌は来ないし、それ求められるスペックや外見じゃないと思うんだけどなぁ。
飲み会を始めるにあたり飲み物どうする?などのお決まりの仕切りがあるじゃないですか?なんと、誰もやらない。会が進むにつれてどんどん露呈してきましたが、そもそもみんな揃ってコミュ力が低い。ドリンクの注文をまとめるのも幹事の私(既婚)、話題をふるのも私(既婚)、盛り上げるのも私(既婚)。もちろんカップルにしようとしているわけですから、共通の話題を見つけ、掘り下げ、お互いに興味をもたせるようにと動いてみるのですが、広がらない広がらない。そうですね、キャッチボールでいうと投げられたボールを受け取って、それで満足。みたいな感じでしょうか。
会が終盤に差し掛かっても、案の定だれも連絡先の交換を発案しない。まぁ幹事の務めとしてもちろん促して交換はさせましたが、これじゃあねぇ。
一番謎だったのは、会が終わったあと、男性陣が「やってやったぜ」と言わんばかりの満足気な顔をしていたことですね。ちょっと何をやったか説明してもらっても良いですか?

問題は理想の高さとスペックの低さの“差”

そんな感じで終了した合コン。見出しの通り、問題は理想の高さとスペックの低さの“差”です。これはもう本人たちがそこに気づくしかない問題なので、このビジネスは早々に諦めたのらでございます。
よくお金のあるところにはお金が集まると言いますが、人もおんなじだなぁと。モテる人のところには人は寄ってきます。逆もまた然り。世のコミュ力高めのイケダンたちよ。あなたたちの時代はまだまだ続きそうだ。

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