子どもの国民年金保険料

子どもが二十歳になったので、国民年金保険料を支払うことになった。学生納付特例制度は、加入期間の対象にはなり、また万一の場合の障害年金受給はできるが、将来の年金額は少なくなる。結局のところ、親が払うことにした。

思えば、私が大学に入った頃は、二十歳以上で唯一学生(夜間部を除く)だけが国民年金の任意加入者となっていた。当時障害者無年金が社会問題となり、在学中に強制加入となった。支払能力はなかったので、結局親が払ってくれた。同じ頃、大学の授業料の値上げや消費税の導入など、家計圧迫の出来事が続いていたから大変だったと思うが、そのありがたさがわかるのは、ずっと後になってからであった。



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