35人学級

小学校の学級編成は現在、1年生が35人、2年生以上が40人となっているようだ。1年生が35人になったのは平成23年のことで、それまでは全学年40人だった。私が小学生の頃は45人学級だったから、いつ変わったのか調べてみると、昭和55年から平成3年にかけて変更が実施されたようだ。移行開始から数えると40年間も40人学級が続いてきた。

本日の報道によれば、公立小学校で35人学級に引き下げることが決まった。もともと少人数学級推進派は、きめ細かな指導の実現、教職員の長時間労働の軽減を目的に挙げていたが、今般、コロナウイルス感染症対策のためという目的が後押しした形になった。人数を引き下げれば、目的としていた課題が解決されるのかは不透明である。


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