最後の授業

大学1年生から3年間続けていた家庭教師。
留学のため一旦終止符を打つことに…
今の気持ちをしたためておく。

今までたくさんの楽しい時間を一緒に過ごしてくれて心からありがとう。私は大学生になって嬉しいことがたくさんあった。でもその中でも、Aちゃんという素敵な女の子に出逢えたことは私にとって本当にかけがえのないことなんです！彼女がどんどん成長していく姿を近くで見させてもらえて、人の成長を間近で見られるってこんなに幸せなことなんだ！と教えてもらった。

ふと考えてみると、2人ともが中高ミュージカルをしている、というのは奇跡だった！部活のあれこれ、好きな素敵な音楽のこと、学校でのこと。数えきれないほどの感情をシェアしあってきた。

「先生あのね〜〜」の一言から始まり、たーーーくさんのことを私に話してくれた。様々な思いや学校でのこと、たわいも無いことからちょっと大きめのことまで。ともかく包み隠さず本心でで話してくれた。心と心で話してる感じ。そのことが私は本当に嬉しかった！

そして私も大学3年間。様々な経験をし、数えきれない、時には複雑な感情も味わい…私の人生相談や悩みにもたくさん寄り添ってくれた。彼女の存在は私にはとっても大きくて。年齢は7つ離れているようだけど、私にはそれは全く感じられない。「先生と生徒」の関係を超えた、「友達」のようでありそれ以上の繋がりのような…

この間、尊敬している人について考えてみた時、もちろん家族や先生など沢山の顔が浮かんだ。その中にAちゃんの顔もはっきりと浮かんだ。
素直に生きること。これがどれほど大切なことか。。そして、授業が終わるたび、幸せな気持ちになっていた。アルバイトをして、この喜び。なんて幸せなことだったんだろうか。「教えに行く」なんていう気持ちよりも、笑顔に会いに行く、という言葉の方がしっくりくる感じ。

そして家庭教師を通して、日本語について考えさせられる経験をした。帰国子女の彼女は「〇〇ってどういう意味ー？？？」特に深く考えず何気なく使っていた日本語を噛み砕いて意味を説明していく経験はとても貴重なものになった。私の夢リストのひとつに、日本語教師がある。日本語というネイティブとしても難しいな、と感じるこの言語。いつか、この美しい言語の魅力を伝えていきたい。
（外国に繋がりを持つ子どもたちへの学習支援ボランティアを今夏もやります！興味ある方連絡してくださいっ）

分からないことははっきりと分からないということの大切さも学んだと確信する。分からないことは何のマイナスでもなく、むしろ理解しようとするプラスのエネルギーであった。

出逢いは偶然。彼女に出会えて本当によかった！！「先生大袈裟〜〜！！」という声が聞こえてくる。うん、確かに大袈裟かも知れないけど…でも必然だったのだと心から思う。し、私たちは少しばかり離れ離れになるけど一生会えないわけでは無い！Aちゃんの幸せを心から願ってる！悩んだことも、そしてもちろん嬉しいことも！ビデオ通話でもしようぜ！

貴重な経験と出会いに乾杯✨
いつもあたたかく迎えてくださったご家族の皆様にも心からの感謝を✨