社会復帰へ

よく、復帰できたな。

って思う。

10年以上外で働かず、たまにバイトしてあとは株式トレードで食べてた。
万が一の自分の崩壊に備えて、食べる物、着る物はOL時代と大して変えてなかった。
元々、あまりそっちの見栄はなかった。

暴落に巻き込まれて、借金は無いものの、株式での再起不能は確定で、近い未来は働かないと生活出来なくなった。
あまりにもショック過ぎてメンタルがついていかなくて、残った資金を整理して、取り巻きにそそのかされたフリをして、トレードしながらリハビリで半月ずつ慣らしで働き始めた。

半年くらいは自宅養生する資金はあった。
不動産にもリスクヘッジは少ししてたので、最悪はいただいた家賃で一時的にしのげば良い。

取り巻きにどんなに説明しても『復活しろ』だの『借金が無いし、失敗すれば家を売れば良い』と、爽やかに良い放たれる。
そいつの首は想像で絞め殺しておいて、トレード続投のフリをして、スーパーの品出しバイトして徐々に外で身体を慣らした。

イケる！フルタイム働ける！と思って、派遣登録を記憶が無くなるくらいして、エントリーしまくって、フルタイムで社会復帰。

可愛い犬三匹とアパートの入居者さん、テナントさんだけはは路頭に迷わせてはいけない。
犬三匹と昼間離れるのはツラい(;´д｀)

１社目は更新が続かず、３ヶ月で終了(;´д｀)
初めての派遣だから仕方ない。
20代後半の派遣金髪娘に散々と塩対応を食らう。
黙ってると分からないけど、かなりのビビりの私は怖がり過ぎて仕事の質問も出来ず、大して仕事も出来なかった。
２社目は産休代替。
同い年のお局様に塩対応を食らう。
気分屋で振り回され、うっすら村八分。
社員の女の子と仲良くならないように線を引いて歩かれる。
良い例としては、忘年会の食事のテーブルに彼女が普段声掛けない子まで声掛けて女の子で埋めて、私を座らせないようにする。

『あなた、まだマシよ。産休に入った子なんてバチバチだったんだから。』って言われる(;´д｀)

知ってる業界だったので、産休の子が戻るまで大丈夫かと思ったら、突然、若い子を派遣で入れてきて『引き継げ』と言われる。
更新したばかりで、投げ捨てて辞めるのも釈然としないので、引き継ぎながら、ほどほど手を抜いて時給を貰う。

あと２社あるけど文句しか出ないから、やめておきます。

紆余曲折でやっと平和そうなところへ正社員でたどり着く。

ここで言いたいのは、2018年に私が崩壊しなければいけないタイミングだった事が分かった。
そうでなければ、コロナ暴落とかで同じ状態になったら、浦島太郎の状態で社会復帰は難しい。
年齢的にも45、6才で社員になれるとは奇跡に近い。

ほどほどのところでキレイに自分から株式を辞めれなかったので、神の采配としか思えない。

2016年のトランプショックとブレグジット暴落で余裕を持って辞める方向でも良かった。

実家の土地を兄妹から買って、2016年の秋にアパートを建てた時点で私が株を無理してやる理由はなかったので、2017年2018年の秋まで、どうやって畳むか悩みながらトレードをしてました。

周りの取り巻きの手前、辞めれなかった。

それだけでした。