推しを観に行く

生き甲斐でしかない。

10月17日のcnannでの情報公開を受けた時から、11月5日にチケットを申し込んだ時から、11月18日に当選のメールを受信した時から、ずっと心待ちにしていた日が眼前に迫っている。ハタチちょっとの若造が人生を語る寒さには無理矢理蓋をして、ラップをして、ジップロックに閉じ込めて、生き甲斐などと大袈裟な言葉をあえて使いたい。

とにかく楽しみで仕方がない。しかし前日となった今でも全く実感が湧かない。あまりに実感が湧かないので、約1か月前に注文し数日前に丸まって届いたポスターを丁寧に伸ばして額に入れ壁に掛けてみたら、映画館に張り出されている「近日公開!」の広告みたいになってしまった。まさか文字入りのものが届くとは思っていなかった。

散らかった部屋を模したポスターなのか
反射した私の部屋が散らかっているのか

注文時には発表がなかったゲストが全員しっかりと記入されているのもいい。というか、ゲスト発表の関係で発送が遅かったのかもしれない。ギリギリまで焦らされ、私のナニは決壊寸前である。

他にも頼んだグッズが届いた訳だが、例によって孤独な参戦者には背面に大きく「FROLIC A HOLIC」と印刷された灰色のパーカーを着ていく勇気は無く、仕方無しにグラフィックを模したささやかなネイルチップでも作ろうかと思っている。そう、これから。こちらもギリギリまで焦らすスタイルで応戦していく。

重めのリアクションペーパーくらい書いた訳だが、誰かに読んでもらう文章というよりは日記を抜粋して公開している感覚。GRAVITYと大差ない。明日の暮夜、昂り火照った身を捩り紅を潮した頬を端末に向け高揚し濡れた吐息を漏らしながら感想を綴る事でしょう。

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