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関係者目線のレビューが最高!ศูนย์วิจารณ์

ご無沙汰してます。
最近、タイドラマへの想いはあるけれど、それがうまく言語化出来ずもがいていたricazouです。

たくさん布教したいドラマはあるのですが、今回はすごく興味深いドラマレビューにハマってしまったので、そちらの紹介を。
ドラマやMVのレビュー動画は数多くありますが、このレビューは一風変わっています。
それは何かというと、見ている人たちがドラマの制作側の人たちだという事。
だから、萌えポイントで叫ぶだけではなく、ドラマ作りについて真面目に語ったりします。しかも専門的な内容・・・
それがとても面白いので、紹介します。

ศูนย์วิจารณ์(スニウィチャーン)

ศูนย์วิจารณ์を直訳すると、批評家センター。
ドラマや芸能界の関係者が知り合いの監督したドラマを批評するというコンセプトのようです。

★たくさん動画がアップされていますが、私が現在視聴済みなのは「1000stars(A Tale of Thousand Stars)」のリアクション&要約についての動画だけです。
 なので、内容についてはその動画の中でのおすすめポイントを書きます。

1 出演者

YouTubeより

※順不同。職業については出演者Instagram、Twitter、Facebookより。

Tichakorn Phukhaotong(Jojo監督) 

脚本家、監督 、プロデューサー 。
脚本作品「Secret Love」
監督作品「Only Friends」「Never Let Me Go」
脚本監督作品「Gay OK Bangkok」「Friend Zone」「The Player」
「Mama Gogo」「The Warp Effect」「Dirty Laundry」など

Aran

FINEFINDBEATというレーベルのアーティスト。
動画の中でもよく歌の話題が出てきます。

Nume Marut

Mr Gay World Thailandプロデューサー

Noth Thongsriphong

クリエイティブ マネージャー

Jaojack Theeraphong

GMMTVマネージャー
現在はTayNewとPondPhuwinのマネージメントをしている様子がTwitterでみられます。

Theepisit Frame Mahaneeranon

俳優。出演作品「Gay OK Bangkok」

Bopitr Visetnoi

Senior Graphic Designer、VOGUE Thailandライター。

Noppharnach Chaiyahwimhon(Aof監督)

GMM-TV 脚本家、監督 、プロデューサー 。
脚本作品「Gay OK Bangkok」監督作品「2gether The Movie」「Bad Buddy」
脚本監督作品「A Tale of Thousand Stars」「Moonlight Chicken」「Still Together」「He's Coming to Me」「Dark Blue Kiss」など

2 内容

動画のチャンネル名がศูนย์วิจารณ์(批評家センター)ということで、メンバーが一緒にドラマを観て批評するというものです。
第1回目の動画の中の台詞に
「ただ友達を招待して一緒にシリーズ(ドラマ)を観る。」
とあります。
皆さん元々仲良しで、みんなで集まってわいわい言いながらドラマを観ている感じです。

動画内で観て批評するドラマは自分たちの監督作品が中心。
「A Tale of Thousand Stars」

「I Told Sunset About You」 

「Bad Buddy」

「Never Let Me Go」

GMMTV制作発表会

出演者おすすめドラマ など

3 おすすめポイント

①監督や音楽家、芸能関係者ならではの視点

もどかしいラブシーンの展開を見て、Jojo監督が「このシーンがFriend Zone(自分の脚本監督作品)だったらどうなるでしょうか・・・」といってみんなで想像する。
素敵なシーンがあると「良い照明!」と光の当て方に焦点を置く制作者目線の感想。
「Mixの演技が良い」と俳優の演技を評価する。
ただのファンとは違う自分の専門性からの感想が聴けます。
Jojo監督の自分の作品の展開と比べるのは毎回面白い!

②LGBTQ的な内容

皆さんLGBTQの方たちのようなのでトランスジェンダー的な発言があります。
男性や女性どちらの視点の意見もあってただの女子会ではありません。

③ドラマの監督も出演していて、撮影裏話も聴ける

2つ目の動画から視聴している「A Tale of Thousand Stars」のAof監督が登場。
撮影時の裏話や作品への想いが聴けます。
想いが詰まったシーンを見ると監督自ら号泣しているその姿を見ると、本当にこの作品を愛情込めて作ったんだなあと分かります。

④萌えポイントが同じ

とにかく最初から最後まで「Mixかわいい」が多発。
プーパー隊長の頼れるシーンになると「Earthのような彼氏が欲しい」発言。
もどかしいラブシーンを見てクッションを抱きしめてキュンキュンしている。
キスシーンで絶叫、手をたたく、近くの人をたたく。
感動シーンで号泣。
オタクの感動するところと同じところで感動し、反応するので、観ながら「そうそう」となんだか仲間意識をもってしまいます。

⑤とにかく仲良しな感じが楽しい

基本は友達同士で集まって作品を観て話す会。
なので、みなさんリラックスして自然なやり取りが観られます。
まるで女子会のような雰囲気。
みんなで集まってお菓子を食べながらドラマを観て思ったことを言いながら見ています。
私もそこに参加したい!

タイドラマをより深く楽しみたい人にはとてもおすすめな動画です。
私は、ドラマ原作小説+OST好きなので、どうしてこういう脚本演出なのかという事や音楽の話が聴けてとても興味深いです。
気付けば、最近はドラマではなくこの動画を観て、その後またオリジナルドラマ「A Tale of Thousand Stars」を観ています。
そして原作小説も同時に読み進めているので、原作小説とドラマ脚本の違いも分かって、そうした監督の想いを想像してまたドラマを観る・・・というループにハマっています。

⑥真面目に話す「ชิ」(シ)

ドラマを観終わると、「今回の「ชิ」は・・・」と一人一人話し始めます。
それまでキャーキャー言っていた雰囲気とは変わり、批評が始まります。
良いこともあれば、ここはあまり好きじゃないとか、Aof監督を前にそれぞれの意見を話し、それについてAof監督が答える。
ただリアクションするだけではなく、作品を観て自分なりの見解や思いを話す。
リアクション動画はたくさんありますが、制作者目線のこういう真面目なやりとりはあまりみかけません。
この真面目なトークがこの動画の推しポイントです!

※「ชิ」が何なのか調べましたが、今の私のタイ語力では分かりませんでした💦何かの略語でしょうか?

ということで、今日はタイドラマではなく、タイドラマを批評する動画の紹介でした。
ご興味あれば是非観てみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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