結局何も言うことない話

何かメモをしようと思った。
恐らく昼前、そのくらいだったのは覚えている、気がつくと16時を回りまた気がつくと今だった。
19時15分。
今日は大学をサボって男と眠っていた。男は16時過ぎに大学へ用事があると家を出ていった。
1時間後にと言い残して。
朝から何も食べていない、毎日三食美味しいものを食べたいと思うのは不思議な事で当たり前のことなのだろうがやっぱり不思議な事だと思う。2時間の間、本を読んだ。読み終わって暇になり風呂に入った。
特に書くこともない一日。
何をメモしようと思ったかも思い出せない。
最近気づいたことは人は死ぬこと、隣に男女がいたらセックスをすること、それから本当のことは言わない方がいいこと。
その3つだけ。
あと文明は語り継がれなくなった瞬間終わることとか。その辺。
特に役に立たなそうなこと。
本当のことを言わないのはなれるまでは大変そう。気張ってないとすぐに出てくるから。
あなたの事が多分好きなのだけれど確信はないの、嫌なところ疑問に思うところ沢山あるの、でもなんとなく好きなのは本当よ。
ねぇ、ねえって。
あなたはどう言うつもりで私に触れているのか知らないけれど私は本気よ。たぶんね
ねぇ、こっちを向いて?楽しい話をしましょう。シャバイ話は無し、踊りたくなるような踊っているような話よ。眉間の皺なんか私がとってあげるわ。ってね
ん、踊ってる話ってなんだろうね。
あぁ、15分がたった。取り留めのないメモ。
夜は危ないの、嫌な事考える。やめましょう、そんなの考えても仕方がないわ。
ひとりでいるとダメだね、あんたもそう?

ずっとカリフォルニア・ガールズを流している。
〝さぁ!愛する者達に別れを告げて旅に出発しよう!〟

昨日、友達が家に来た。高校の時のバイト仲間。彼女と付き合い一年が経ったらしい。
高校の頃セフレが何十人もいると噂だった男の子が今は彼女だけらしい。
男って生き物はね、隣に女がいたら寝るんだよ
とかなんとか言っていた。
文明の正続‥ねぇ。

歳をとったチンパンジーみたいな女、エキゾチックショートヘアみたいな男。
あの子は人間だね、私はなに?
プライドが高いから鹿とかかしら。あんな細い足を私は持っていないから違うね。
鰐になりたいわ、クロコダイルもだめ、アリゲーターもだめ、ガビアルになりたい。
大人しく、穏やかに綺麗な川で魚を獲るの。
仲間はどんどん減っていっちゃうけどボダイジュの木陰で昼寝をしてお腹が空いたら狩りをして夜は満天の星空を見る。
だんだんね、ワニはそんな毎日がさみしいと涙を流す。そしたら一匹のカエルと出会うの、仲間ができるの。
ワニはたまらなく嬉しくて、2人は毎日川で遊んでね。
きっとまたワニは1人になるんでしょうけれども。そういうもんよ。

ねぇ

ところで猫。あなた、私のことどう思う?
うるせー!ビッチ!!