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春と暮らし

彼女と同棲を始めて早くも1ヶ月が経った。

今の彼女とは高校一年生の秋から高校三年生に上がる直前の春まで約一年半付き合ったのち、"一度別れて"いる。
そして去年の夏休みに再会をして復縁に至り、今だ。
なんと復縁から半年後には同棲をしているのだ。恋愛映画並みの怒涛の展開に自分すら着いていけていない。
別れている期間は会うことは無論、連絡すら一切取っていなかったのだ。

復縁してから同棲に至るまでの約半年は岡山と京都という、ちょっぴり遠距離恋愛をしていたが彼女が学校を辞めてフリーターになるということで「じゃあ一緒に住もうよ」ということになった。ほぼノリでの決定だった。

僕は一人暮らしをしていたのだがワンルームだったので、その部屋じゃあ二人住むにはちと狭いね〜ってことで引っ越すことにした。むしろ越さざるを得なかった。
がしかし、引越し先の住所は前と同じままだ。なぜかというとそのアパートは二階建てで、二階がワンルーム、一階は1LDKという構造になっている。そのためつまり僕は、全く同じマンションの二階から一階に移り住んだだけだ。強いて言うなら部屋番号だけが変わった。無論、物件探しなどしていない。

しかも引越し先は下の階の真下の部屋なので上空から見たら座標は全く同じだろう。今までの引越しより新鮮味はなかったが、引越し作業が楽だったので良かったと思えた。
前の部屋は一年しか住んでおらず、こんなに早く引っ越すことになるとは思っていなかったので壁に空けた穴がバレて怒られてしまった。

そんなことはさておき…
彼女と一緒に生活してみて気がついたことは沢山ある。部屋干しがすごく嫌いなこと、下着類はクローゼットに服と一緒に仕舞うこと、節約とダイエットが口癖だが一向に買うお菓子の量は減らないこととか。2年以上一緒にいて気づけなかったことはまだまだ沢山あるみたいだ。

でも長年の夢だった、深夜にコンビニに行ってアイスを買うこととか軽率にラーメン食べにいくとか願いは叶いつつある。今はただ、それが楽しい。

四六時中一緒にいると好きなところもそうだが、勿論嫌いなところも見つかるものだ。彼女は褒めて伸ばすといいタイプなので叱る時も極力褒める。このやり方が正しいのか。長く居続けるためのやり方を模索する。

僕はワーーって将来のことばっかり考えて勝手に生き辛くなっちゃうタイプなんですが、それってあんまり良くないのかもしれたせんけりまぁやって見なきゃわかんないし行き当たりばったりの人生もなんかロックだしいいや。なんて思ったり。

いつになるか分かんないけどまたいつかの同棲記録まで。続くといいね。では。

おわり

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