マンゲキサマキャン

今日はよしもと漫才劇場にてイベントがありました
7時間ぶっ通しでご覧いただいた皆さん
5組のMC、連日の準備に追われ無事に完走されたスタッフの皆さん
本当にお疲れ様でした

で、僕はオープニングの演出を担当させてもらいました
遡ること1ヶ月前、劇場の作家と談笑
「吉本の演出(特に最近のバトルイベントとか)ってダサい」
という話で笑っていたところ、それだけ大口を叩くならと会議に名前が上がり即採用
あのー、やる事いっぱいあるんですけど
と言いたかったが僕より売れっ子総出演
肛門を引き締めて臨みました

吉本であまりに認知されてないのでハッキリ言いますが
界隈には演出家と呼べる人がいません
で、僕は脚本もやりますが演出もします
演出もします
賞も獲りました
演出もします
(ヒロシよりJAM)

「予算ないです」
「舞台上しか使えません」
「これはマストでお願いします」
ラヂオの時間かと思う目まぐるしい展開
それに見事、江城が応えてくれました
(撮影、編集を担当。凄かったでしょ)

で、結局はVTRを素直に作ろうとなり
よくある
「コロナ禍で…」
「みんな、辛いけど…」
「それでも立ち上がるんだ…!」
をええ加減にしてほしいなと思って
あんな感じにしました
はい、よくある吉本演出をフリにしました

演出って、要は舞台上の演者さんが主役で
こっちの色とかどうでもよくて(配分が大切)
何より観てる人が滾る何かが欲しくて
今のしんどい事とか忘れたくてイベントに来てるでしょ
配信、買って観てくれてるんじゃないの
知らんけど、というVTRでした

偉そうに言うてますが、どストレートに
めっちゃ普通のことしました
シンプルでよろし

で、帰ろうと思っていたら
漫才出番(当日知る)
コーナー出演(シルエット当てるだけ)
に留まらず
「演出したのはこの方です」
や、あらふぇん
そっとしておいて
みんなが感想、言うてくれて終わりでええねん
それでええねん
恥ずかしくなって花月うどんしました

中には二部も期待してくださった物好きが居たらごめんね
でも安心して
家に帰ってね、仮眠とってね
今から山のような量の仕事(来年度含む)に
取り掛かるのさ
全ては君たちに届ける何かの為さ
それが何か知りたいって?

野村文庫に入りな

お粗末でした


野村尚平

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