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初夏の頃(17)ピクニック

初夏の頃(17)ピクニック
「散歩しよう!」「うん!」
お腹一杯の腹ごなし、食べ物は車に載せて、後はそのままにして少し沢を降りてまた、昇りやすそうなところを見つけて上がった。
彼女は食事の前にエプロンのような長いスカートに着替えたが、それほど歩きずらそうでも無かった。私は先に立って時々手を引いて、でも段差の高いところは自分で歩く方がいい。明るい空の見える木々の方に上がって行くと一本道になり道はないけど歩きやすくて、少し馬の背のような尾根に少しずつ視界が開けて大きめの岩があって、その先がストンと崖で、言葉を失った。
陽射しが強くて、ギラギラ、上がって来て汗が噴き出す。
少し後ろの木陰にでも寄り掛かるところはなかった。少し平らな草地に座ろうとすると急に抱き締められた。
顔を見ると泣いていた、キスをする。涙を濯いながらキスをした。
キスをしながら強く抱き締めた。骨が折れるほどに。愛しかった。
彼女は股間に触れて来た、Gパンの中で破裂しそうだった。
ジッパーは下げられ、ボタンを外す。草地にあぐらを描くように座ると彼女はストンと腰の上に降りて来て、バギナは既に十分に濡れていたのかスルリと入った!その挿入した瞬間にドバーッとあの熱いものが大量に、それは股間に湯を撒いたように、そして深く奥まで挿入された。驚いたビックリした、それは彼女も同じだったようだ。こんな事は初めてだ!二人の気持ち良さは半端でなく、すぐに行ってしまいそうだった。それでももっと長い時間気持ち良くなりたくて、彼女は震え慄き激しく動きでも僕はしっかりと動かれると直ぐにイキそうで、動きを抑えた、呼吸は激しく喘いで!体を抑えたからなのか?バギナの中で掴み締め付け動き痙攣するようにザラザラと一番感じるところは刺激された、彼女は「イイよこのまま出して!」洋服を着たまま意識は止まり、時の間に果てた、大自然の風の中で。
彼女は私を立たせると、その口で全てを啜った、そして!涙のお返しと!

石の上に私は腰を下ろし彼女は僕の腿の上に座り、後ろから抱き締めながら同じ景色を見ていた。
不思議な生命の不思議な迸るあの熱い液体の不思議な余韻の中を彷徨っていた。
「それって変な服だね!」「これ!巻きスカート、便利なんだよね!」と笑った。
「それに、履いてなかったでしょ!パンティー?」「そう時々履かないの。涼しくて気持ちいい、それに着物の時は付けないし。」
「なんで、昨日も今日も中に出して良いって?」
「う〜ん・・・・・子供が欲しいと思ったから!」
沈黙・・・・・・
         子供って聞いて、なんだか不思議だった。
「嘘〜!!!!!」
「もう直ぐ生理なの、女性はね基礎体温点けてると判るし、私は月と同じでピッタリ28日周期だかね!狂ったことは無いかな?ストレスで止まってしまったことはある!ホルモンバランスってすごいと思う。つくづく自分は月や星と同じだと思う。」
沈黙・・・・・・「驚いた?子供って!聞いて」
僕はしばし無言だった!「でもさーこんなSEXしたの久しぶりだし、気持ち良すぎてアドレナリン出っ放しだし、生理、狂っちゃうかもね。」

突然、涙が出て来た、泣いたわけじゃ無い、涙が頬を伝った。
たぶん嬉しかったんだと思う。理由は自分でも分からない。
車に戻った僕は、なんだかオシッコを漏らしたみたいでGパン濡れて、どう見てもおしっこ漏らしてつようにしか見えなかった。そして冷たくて、脱いだ。二人して兎に角おかしくて、ゲラゲラ笑いながら片付けた。

帰りの車で!「ピクニックってなんだか知ってる?」
「あれはね中世ヨーロッパで石とかの家とかで寝室が一つしか無いのよ、だからね、外にピクニックに行って外でSEXするの、だから、みんなピクニックて楽しくて嬉しいの!」
そんな事をV3000の咆哮するエンジン音に負けないよう大声で話していた。

帰りは峠の茶屋から白糸の滝の方に折れて帰った。先にランドローバーのまま別荘に戻って、下ろすものを降ろしてシャワーを浴びてスッキリして着替えた。僕の自転車を乗せて軽沢ゴルフ倶楽部の手前で下ろしてもらった。
彼女も降りて、手をとってから、視線を合わせて、じっと見つめると、こんな所でいいの?って交差点で、それなりに人もいるのに彼女は僕の肩に手を回して少し背伸びをして、熱いキスをした、明日も来て!目の奥を探るように見つめて、そしてまた、もっと深く舌を絡ませてくる!僕も諦めてきつく抱き締めた。

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6日目PM

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