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人生で最初の呼吸

こんにちは。はたけなかです。

今日は「呼吸」について勉強しており、改めて「吸う」こと「呼く」ことが大事だと感じたのでお伝えしていきたいと思います。

「呼吸」については奥深く、一気に説明すると長いので3回に渡ってお伝えしていきたいと思います。

今回、用いた教材は『最強のヨガレッスン』PHP研究所:出版。レスリー・カミノフさん著

こちらを手掛けたレスミー・カミノフさんはヨガの解剖学の分野で20年以上の経験を有する世界的な専門家。

なので、内容は身体についての詳細がとても細かく記載されております。

・・・ちなみに、私自身ヨガに関しては全くの無知で、「呼吸」といえば「ヨガ」と思い、以前先輩から頂いたこちらの本で学ぶことにしました。なので、誤った解釈をしておりましたら教えて頂けると幸いです。

第1弾は『人生で最初の呼吸』

普段、無意識にしている呼吸ですが人生で初めて呼吸をしたときの記憶がある方はいるでしょうか。

今回は、お腹にいるとき、生まれたときの呼吸に関わることをお伝えしていきます。

1、お腹にいるとき呼吸はしているの?
2、人生で最初の呼吸
3、生まれたばかりの赤ちゃんが自分でしなくてはいけないこと


1、お腹にいるとき呼吸はしているの?

お腹にいる胎児は羊水で満たされた子宮の中にいます。いわば、水の中にいるため肺は機能しておらず、ほとんど潰れた状態。なので、肺に空気はなく、肺を滋養している血流もほんのわずか。しかし、お母さんのお腹の中で育っていくためには酸素が必要です。では、どうするのかというと、へその緒を通して胎児に酸素が送られているのです。お母さんが吸った酸素が血流にながれ、へその緒を通して胎児に酸素が送られているのです。

お腹の中では、呼吸はしておらず、肺はほとんど潰れた状態で機能していない。


2、人生で最初の呼吸

それは、出産のとき。それまで生命線であった臍の緒から切り離され、その時、生命維持に必要な行動「呼吸」をするのです。人生で最初の呼吸。この呼吸は、人生で取り込む息の中で最も重要で、最も力強い吸気となります。普通の吸気と比較して3〜4倍(陰性吸息力)と言われております。

なぜ、こんなに力強い吸気が必要なのかといいますと、いままで潰れていた肺を拡張させそれにより、血流を肺まで上昇させるため。その他にも、お腹の中にいたときの血液循環を本質的に変化させるために、この力強い吸気が必要なのです。


人生で最初の吸気(吸う)が人生で取り込む中で最も力強い。


3、生まれたばかりの赤ちゃんが自分でしなければいけないこと

生まれたばかりの赤ちゃんというと、「手が離せない」というくらい手をかけているわけですが、赤ちゃん自身がしなければいけないことがあります。それは、栄養摂取。栄養を取るには、「呼吸」「吸引」「嚥下」という複雑な動きが同時に要求されます。母乳を吸いながら、呼吸もして、母乳を飲みこむ。これを誰に教えられるわけでもなく自分でしていくのです。

そして、これらに必要な動きに関わる筋肉が発達し始めて、赤ちゃんは首が据わって頭を支えるという姿勢保持の最初の技術を獲得。首が据わるには多くの筋肉が、可動性と安定性のバランスをとりながら働かなければなりません。そして、姿勢の発達は頭部から下向きに進み生後1年くらいで歩き始めます。

姿勢の発達にも関わる「呼吸」「吸引」「嚥下」。


以上が、第1弾『人生で1番最初の呼吸』でした。

まとめ

1、お腹にいるとき呼吸はしているの?
  お腹にいるときは肺は潰れた状態であり、臍の緒を通じてお母さんから酸素をもらう
2、人生で1番最初の呼吸
  臍の緒から切り離されたとき。人生で最初の吸気は人生の中で最も力強い
3、生まれたばかりの赤ちゃんが自分でしなくてはいけないこと
  栄養摂取「呼吸」「吸引」「嚥下」そしてこれは姿勢にも関わる。

次回は『ヨガの視点から見た呼吸と解剖学』をお伝えしていきます。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。今日も素敵な一日をお過ごしください。


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