陰キャに刺さりすぎる「うたごえはミルフィーユ」を語るためにnoteを始める

ノンシュガーと申します。
今年8月頭に偶然出会ったコンテンツ「うたごえはミルフィーユ」に沼りすぎた結果、Twitterに収まらない感想や考察を文章に残したい気持ちが爆発したためnoteを始めます。個人的な自己紹介記事は別記事にて書こうと思います(いつか)。

文章を書くことに苦手意識があり、普段は一つの感想ツイートのために1時間かけるような人間なのですが、感じたこと思ったことをできるだけそのままに綴りたいので拙いことを気にしないよう頑張ります。

うたミルの魅力

1.ネガティブな感情を否定せずだからといって沈んでいくこともなくマイペースで前向きなれる

これに尽きる!!自分のメンタルが元気ではなかった時、人と話すことがキツかった時にそれでも人を摂取しなければもっと落ちるとなんとなく感じていました。実在する人の語りやドラマは重すぎる、だからといってアニメやゲームの架空の綺麗な世界に逃げたら戻れなくなりそう。。そんな板挟みの時に出会ったのがうたごえはミルフィーユです。登場人物6人中2人がTheネガティブということもあり #ネガティブのある日常 のような前提でお話しが進んでいきます。ネガティブな子がどんどん明るくなって、、というフィクションはよくあると思いますが私自身変えられない素質のように感じているためしっくりきませんでした。ネガティブを改善するべき欠点としてではなく個性として当人が向き合ったり、周りがフォローしたり、褒めたり、、人って人間関係ってそうだよねと噛み締めながらキャラクターの変化と成長を見届けています。そして、YouTubeで全編見れるオーディオドラマという特徴!ネガティブってめんどくさいと思います。1つの物事に対して5つくらいの不安要素が発生して、それを人に伝える(喋る)ためにはもう5つくらい不安が増える生き物です。そして声を出すにも助走がいる。創作で表現するためには大量の情報量が必要なんだろうなと思います。それを音(声)に情報を絞って、かつ尺の縛りが少ない?(ゲームやアニメと比べて)オーディオドラマという形式で表現していることが天才だと思いました。描写が丁寧な分、シナリオの進み方としてはかなりゆっくりだとは思いますが、そのゆっくりさのおかげで置いていかれることなく自分もキャラクター達と共に成長していきたいなと前向きな気持ちになれます。

投げ出さないこと 大事だけど
もっと大切な(break)
焦りは禁物です!
ゆっくり進んでいこう

「POPPIN' TIME」うたごえはミルフィーユ
  • シナリオ(オーディオドラマ)とキャラクターのわかりみが深すぎる

二次元オタクになってからたくさんの女子が登場して頑張るコンテンツを応援してきた中でキラキラに対する憧れや葛藤の描写で心動かされながらもどこか遠い世界の話(次元が違うのか、人の性質が違うのか)だったのが、うたミルは共感が出来すぎて自分が同じ世界に入っても普通に生きていけるような感覚がします。性格、関係性、喋ることば、起こす行動を過去の自分だったら同じようなこと言うなーとか今の私だったらこんな声をかけてあげるかななどと考えながら毎回新しいことを感じて考えてきいています。このリアリティの一番の理由は
私たち(鑑賞者)へのわかりやすさの配慮、魅力的にするためのキャラクターの言動の誇張がないこと
だと思います。いい意味でくどい。普段喋らない子が一言を発する前の息遣い、震え、会話の返答に悩んでいる考えているときの間、逆に自立している子の容赦のないぶつ切りコミュニケーション。。アニメやゲームなどで決まった尺の中で魅せたい子を強調するための他のキャラの引き立て役のような台詞の少なさ、また悪く見えすぎないような怒り、悲しみの表現だったりから作られているお話感を感じてきた私にとっては衝撃でした。1人の推し(キャラクター)>コンテンツ でオタクをしてきた私がキャラクター全員が好きでコンテンツを応援したいと思った初めての作品でもあります。

  • 声優さん×アカペラのドキュメンタリー

アイドル、声優、VTuberなど界隈は違えど頑張る人を応援してきた中で結果を出すための振る舞いを見ることがあまり得意ではありませんでした。良いものを作る、届ける存在であってほしいという理想は今後も捨てられないと思います。と同時にエンタメを継続するためには必要であることも十分納得しています。そんな中で出会った「うたミル」コンテンツの職人のような雰囲気。練習風景やインタビューなどの過程を全て!無料で!見ることができます。神。ファンとして色眼鏡は否定出来ないのですが、表現者としての芯と貪欲さを持ちながらも周囲の人達に対して穏やかで飾らず、誠実な声優さんの集まりだなと感じています。完全に主観的な体感ですが、どの界隈/コンテンツと比べても製作側、ファン共に優しい世界。。こんなにもいいからもっとアピールしてもいいのに〜と思われながらも、本人たちは届く人、見つけてくれた人に良いものを届けるために時間を使おう!って思ってるタイプだと勝手に認識しているので微力ながらも布教を頑張ろうと思う日々です。現代のコンテンツに溢れた世界で心から純粋に応援したくなるものは貴重だと思います。

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