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『一級建築士試験と資格の本質-2019年度一発合格から思うこと』

はじめまして。令和1年に一級建築士の試験に一発合格したnobです。
試験の合格までの勉強は

■学科試験ー独学
■製図試験―学校通学(T校)
で臨みました。

令和1年12月19日の合格発表を終えて約2か月。
試験について、試験を通じて思う一級建築士試験の事について、これから受験される方や同じ建築関連の仕事をする方に少しでも有意義なコンテンツを又今後の自分への自戒の念を込め、このnoteに記していこうと思います。
また一級建築士試験を通じて考えた、建築業界やそれを取り巻く暮らしや、ビジネスについてもアウトプットしていきたいと思いますので是非読んでみて下さい。

経歴
2015年     大学  建築学科 卒業
2017年     大学院 都市デザイン関連学府 卒業
2017年-     某インフラ会社 建築設計・施工監理担当
2019年3月   試験勉強開始
2019年12月   一級建築士試験合格

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■ 一級建築士試験の本質**

学校(高校・大学・大学院)を卒業し建築業界で働く事になると、最終的には「一級建築士の資格をとりたい」と思う方が多数だと思います。私もその1人でした。もちろん建築業界の中にも設計や積算、施工監理など様々な職種があり、また組織としても組織設計、アトリエ、ゼネコン、ハウスメーカー、ディベロッパー、インフラなど多くあります。その中での一級建築士としての意義は多義に渡り、重要度も大きく変わってくるかと思いますが、建築士試験を経験し共通して言えることは建築の知識(特に基礎的な事)を学ぶには資格の勉強が一番であるという事です。
建築の知識の習得をする人は以下の4つに分類されると思います。

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絶対に目指すべきは、『1級建築士試験の勉強と取得(最短で)&実務での知識習得への意欲』です
もちろん一級建築士はあくまで資格、運転免許証のようなものであり、その資格を持って何をやっていくのかが非常に重要になります。
よく資格をとる事自体が目的になっている人が多数見られます。しかしこの資格の本質は、自分の携わった建築に対する『責任』であり、自分が一級建築士という資格を持ってどのような事を成し遂げたいか将来を常に意識し、そしてそれに対する責任を負えるか考える必要があります。私の成し遂げたいことは建築というハードなものから常に変化する時代での最良な人々の暮らしを考え作ることです。
そのためにも資格の取得は通過点であり、取得に向けた勉強も1年みっちりやれば凡そはモノにできます。そのため試験には一発で受かり、その後実務を通して更なる知識や技術を身に着けていく方が圧倒的に有利です。

以下も一級建築士の資格を取ろうとしてる方には参考になると思います。


■まとめ

『一級建築士とは運転免許証である。資格をとって何を成し遂げたいか常に考えること。その実現のためには一級建築士試験は一発で受かるべき』

PS:

このようにこれまで述べてきましたが、私も資格の勉強の中でどうしても試験に合格というところがゴールになってしまいました。仕事をしながらの試験勉強は大変つらく早く合格して解放されたいものです。しかし、常にこれは通過点であり今後何をしたいかを考えることで、合格後も今まで以上学びを続けています。このnoteもその1つです。拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。
次は学科試験と製図試験について、攻略法と言えるかわかりませんが学科4カ月、製図2カ月で合格した勉強法など書いていきたいと思います。

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