【架空取材】自身の楽曲が音ゲーに収録された新進気鋭のボカロP

大人気リズムゲームにデビュー曲「Domination」が
収録されたことをきっかけに、
各種配信サイトでの総再生数は200万回を超える
今一番勢いがあるボカロP「精神」さんの
メディア初の独自インタビューに成功しました！
ファンの方必見の内容ですのでお見逃しなく！

──本日はよろしくお願いします。

精神：
よろしくお願いします。

──早速ですが、デビュー曲についてお伺いします。デビュー曲の「Domination」はどのようにして作られた曲なのでしょうか。

精神：
万物に支配されて窮屈に生きているちっぽけな人間を題材に、
明るい面も暗い面も一つの楽曲で表現しようと試みました。
歌詞は敢えて喩えを少なくし、ありきたりな表現を多用することで
直接的に理解が出来るようにしています。
一方で、聴いた人間を支配する、
そんな独創的なメロディーを目指したつもりです。

──若者を中心に絶大な人気を誇る背景には緻密な計算があるということなんですね。やはり若い世代に大人気のリズムゲームに収録された影響も大きいでしょうか。

精神：
リズムゲームで私の楽曲を聞いて、
偉そうに語っている人を見るとイライラしますね。
何が待望の高難易度曲キター！だよ、と。
譜面が～、判定が～、なんて言ってる口で
私の楽曲の話をするなと常々思っています。
酢豚にパイナップルが入っていたら
無条件で受け付けない人がいるでしょう？
それと同じです。

──失礼しました。話を変えて、ファン待望の次回作についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

精神：
次回作はリズムゲームの輩に復讐します。
64ビートで、検閲を入れざるを得ない歌詞にします。
タイトルはそうだな……「Reconquista」とか。

──スペイン語ですね。デビュー曲は英語でしたが。最後にファンの皆さんに一言お願いします！

精神：
譜面を介してしか音楽に触れられない哀れな諸君。
音ゲーをやめろ、耳を使え。

──ありがとうございました。

精神：
ありがとうございました。

──来週も引き続き精神さんにお話を伺っていきます。リズムゲームに親を殺された話も聞けましたのでお楽しみに！