【競馬メモ】2022/2/12 東京12Rで単勝549倍・三連単146000倍の配当が出た件

このメモは三連単1460万円のクラスの大荒れを見せた
2022/2/12の東京12Rでどう考えればこの買い方が出来たのかを後付けで考えたものです。独り言のようなものなのであまり本気になさらず……

私の買い目は
イバル⇔クリーンスレート→3列目の三連単
イバル⇔エコロファルコン→3列目の三連単
で、それぞれ3列目に今回馬券になったヤマメ(単勝549倍がついた勝ち馬)
ジョディーズマロン、コスモオリは入っていました。

今回馬券になった3頭とも紐にはかろうじて入れることができました。
その考え方は、日ごろからよく言っている「安定性」を尺度にした時に、
コスモオリやジョディーズマロンはかなり優秀な枠に分類され、
ヤマメも条件を絞れば優秀と見ることができたためです。

では、何故この3頭だけで決着したのか……
それは、当たり前のことを言ってしまいますが
「本来勝つはずの力を持った馬が
 ベストパフォーマンスを発揮できなかった」
と考えざるを得ません。
※後述していますが、何故発揮できないのかまでは説明がつかず、
 発生しやすいレースを選ぶ方向にシフトした内容へ移っていきます。

詳細なデータ解析方法は説明が難しいのと、
見せられるほどの大したデータでないため割愛させて頂きますが、
大雑把に言うと過去レースの時計情報と上がりタイム情報、
それらのレース内での相対的な偏差値を用いて、
その馬が「どれくらいのパフォーマンスだったのか」を
レースごとにざっくり計算しました。
(※完全に独自計算式である上に手動での概算結果です)
その結果、やはり最高値はクリーンスレイトや
エコロファルコンとなり、上位人気馬と一致しました。

そして一方、最低値を比較すると、
こちらもクリーンスレイトがトップでしたが、
次点がジョディーズマロン。
その次にエコロファルコン等が並ぶ中で、
ほぼ同じ位置にコスモオリも位置していました。
上から数えて5番目です。
簡単に言うと、「ムラのある馬」「ムラのない馬」
の選り分けをしています。

肝心のヤマメはまだまだこのレベルではなく名前が出てきませんでしたが、
条件をより近走に絞り、「最近の調子の良さ」のようなものにフォーカスを合わせてみたところ、門別のレースで1着になってから
休みを挟んだ後のヤマメは安定性がとても高い結果でした。
これは経験則にはなってしまいますが、
ずっと上がり調子で、休み挟んで安定……という馬は、
次のレースで下振れることがかなり少ない印象です。
(逆に、休み明けは調子がバラつく馬が多い傾向です)

私は地方競馬も最近よく見ているのですが、
今回のこのレースは
地方競馬で穴馬が勝つ時のパターンととても類似性がある結果です。
力関係を考えた時に上位に来る馬
(=連対率が高かったりと実績が高いため人気も自ずと高くなる傾向)
が崩れた時に、いつも安定して走れる馬が繰り上がって上位に来る。
そういったイメージになります。
ただ、「何故崩れるのか」がちゃんと体系的にわからないため、
あくまで傾向だけがわかっている、という程度に過ぎません。

なので私が今後やりたいこととしては、
こちらの記事で書いたような「荒れるであろうレース」では
普段よりも積極的に安定性を重視した買い目を作ることです。
全てのレースでこんな買い目を作っていると確実に破産するため、
どのレースでこういった買い目を適用していくのか。
そこが買う側としては非常に大きなポイントになります。

荒れるレースにも大きく分けて4種類あるという記事も
前に書いていますが、
過去の高配当レースもサンプリングしつつ、
高配当と安定性の因果関係をもう少し紐解けたらと思います。


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