レベルボールカップ 結果とまとめ
HP90以下レギュレーション、レベルボールカップ10/14に1回目が遂に開催されました。
https://note.mu/nonohoho/n/n13d7c896b1d9
急な企画決定から対応して頂いた、フルコンプ様と定員いっぱいの参加者の皆様に感謝致します。
一体どんな環境だったのか、主催視点のまとめは最後に、まずは各プレーヤーの順位とデッキをご紹介。
1位 くりひらさん
取ったサイドが0の時点でこの環境ではほぼ察しなのですが、アイアントミカルゲ人形デッキいわゆるLOです。レシピについては希望により非掲載ですが、ポケモンはだいたい以下のように。
ミカルゲの「じゅばくのうず」はにげられなくする効果、ハマると抜け出せなくなるので強力です。
通常の環境より、逆に80ダメージが最速で飛んでくる可能性がある為、押し負ける可能性もあったと思いますが、プレイングが冴え見事1位となりました、おめでとうございます。
2位 トイさん
あのトイさんが数日もかけて考察してガチガチのストレートに強いデッキを持ってきてくれました。アロペルマニューラユキメノコです。
特に0エネ90のアロペルは強力、フィオネとグズマでサイドレース最速を狙います。
2戦目のグッズロックにワンチャンスあるも、間に合わず惜しくも2位となりました。
3位 なななさん
オーベムグッズロックです、オーベムのミステリーノイズは90ダメージ、グッズロック、自身はトリプル加速エネと共に山に戻ると書いてあることが最強のワザ。
山に戻ってしまう為、次を供給するのが課題だと考えていましたが、ピジョンのドローとヌメラで隙を作り出すことで解決しています。
アイアントに敗れ惜しくも3位
4位 Toshiさん
ジガルデダグトリオです。アロペルや後述のルクシオの弱点を付ける環境デッキで、それ以外にもダグトリオや格闘道場のパンプで90ダメージが出せるデッキです。最速でぶん殴る系のデッキ、コワイ!
5位 芹さん
ハッスルベルトヌメラです。
HP40のヌメラにレインボーエネルギーを付けハッスルベルトを発動させ70ダメージを出すデッキ、ククイの採用で90に合わせてるのがポイントですね。レインボーエネルギー不在の時も、ミカルゲルージュラから積極的にハッスルできるのがいいですね。うねり3もガチ度がある。
6位 めいさん
こちらもオーベム、1戦目のミラー対決が運命の分かれ目でした。こちらは純正と言えるほど、必要最低限の投入数に絞られていますね。惜しい、また来てください。
7位 ザキオさん
ミュウデッキ、にミカルゲルージュラが入ってると見た方がいいんですね、この環境必須とも言えるベンチバリアミュウはもちろん、古代ミュウのPSYCHEをハッスルベルトで100ダメージにする発想はさすがと言ったところ。
自分の使いたいカードを活躍させるチャンスを与えるのもレベルボールカップの目標としていますので、こういった動きも歓迎しています。
最下位(レトルバ) 主催のひと
う〜〜ん、何で全敗。ネッコアラメリープです。
ネッコアラのゆめうつつは自分がねむりなら相手にダメカンを6個載せます、まどろみの森で3/4で60ダメージ、返しでさらに60ダメージ与える可能性を持っています。すごい。メリープで相手を眠らせたり、バルキーやギーマで打点調整したりできます。サイキョーデッキなんですが、コインがいっぱいオモテだと台無しです、わらう。あと入れ替えの枚数が少なすぎたと反省。
さて、当初6ターンで6枚サイドを取って終わるあっさりしたゲームになるのかと思っていたんですが、皆様が考察を重ねた結果、なかなか濃密なゲームとなりました、楽しい!
少し考察すると、かなりのデッキタイプがあることが判明しまして、正直時の運みたいなとこがあると思いますw
ということで、レベルボールカップはどこがポイントだったのか、主催なりの分析をしてみました。
1.HPが90までしか居ないので90ダメージで殴るとみんな倒せる!
みんな知ってる。トイさんの使ったアローラペルシアンのように90ダメージが出るポケモンは意外と多いです、しかしムキムキダンベルやメタルゴーグルのようなダメージを軽減したりHPを増やすカードには注意しましょう。
ちなみにカモネギっていう超つよいポケモンがいます、公式で検索しましょう。
2.前を殴り難くすればいいんだね
バトル場を90で殴りあうと6ターンで終わってしまいます、後攻の勝ちです。
なので、バトル場にはヌメラやナマコブシ、ピッピ人形などの妨害系を配置します、こうする事で1ターン分稼ぐ事ができ逆転します。
このように、一風変わったサイドレースを意識することができます。基本1枚取られるか取られないか、なので簡単です。レベルボールカップはポケカの学習にも最適です。
3.後ろを殴ろう
バトル場には殴りにくいやつとかが色々居ます、じゃあベンチを殴りましょう。
実は、モルフォンなどベンチに80〜90ダメージ出すポケモンも割と居ます、これでナマコブシも安心です。
と思いきや、ミュウという超強いポケモンがいました、ベンチバリアです。特性を消す手段がなんとこのレギュには無いのでほぼ無敵です、なんてこった。
4.じゃあどうすんだよ
前にいるポケモンは殴りたく無いが後ろのポケモンは殴れない、どうする。
そうだね、グズマだね。
この環境、いれかえが重要でした。あなぬけやグズマ、フィオネでサイドを取り続けることが一つの解だった気がします。
とまぁ、そんな感じのゲームメイクが基本形かなと思いました、が、細かく見ると奥が深いようなよくできているような環境になっていました、すばらしい。
あとは、どんなデッキタイプが存在しているか、とその対策について語り、第2回へ繋ぎたいと思います。
A.1進化などで90ダメージだす系
アローラペルシアンやダグトリオなど、全力で攻撃に振り切り6〜7ターンでゲームを終わらせるデッキ。ロストマーチなどもあります。何度も言いますが、これが基本だと思います。ただしロック系やバラマキ系のデッキにテンポを崩されると、追い付かなくなってしまうので、環境を読み切るか工夫が必要です。
B.グッズロック系
オーベムやルクシオ、フリージオなどがあります。速攻タイプのデッキなどは想定ターン数が少ないためサポートを絞りポケギアなどに依存する場合があります、そこをグッズロックでしばり事故らせるタイプのデッキです。オーベムは場を完成させるのにやや時間がかかり、ルクシオ、フリージオは打点が低いので、ターンを稼げるように場を管理する必要があります。
C.LO(ライブラリアウト)系
この環境では主にアイアントを指します、今回優勝したタイプの他、主催はアイアントにメタルコアバリアを貼り続け山札をどんどんトラッシュしていくタイプを用意していました。
対策をとられると厳しくなるので最終的にはキーパーツを落とせるかの運ゲーになると思います。
D.hand系
ミミッキュhandが運用可能です、6ターン以内で決めれば基本的に勝ちです。当然警戒されるとやぶれかぶれやスタンプが飛んでくるので、気をつけて。
E.どうぐデッキ系
正確にはデッキタイプではないですが、のろいのおふだ、ムキムキダンベルなど、HP上限が低くなったお陰で効果が強力になった道具を使うデッキです、どうぐおとしのニダンギルがそのまま攻撃でき、またヌケニンはサイドレースを優位に運びます。
強力なのがわかっているので、フィールドブロアーが持ち込まれます、そしてカモネギが強いので、検索しましょう。
F.ベンチ狙撃系
モルフォンやバスラオなどがあります、相手のバトル場を縛った上で、ベンチから狩っていくのでハマると大変強いです。ただしミュウのベンチバリアが対処できないとポンコツになるので気をつけましょう。
G.マニューラ(あくのおきて)
ベンチ狙撃の派生ですが、あくのおきては特性を持つポケモンに60ダメージ与えるワザです、ヌメラやミカルゲ、ピジョンを一掃します、当然ミュウに防がれますが、決まればフィニッシャーになり得ます、メタモン◇は要警戒といった所。
H.バトル場壁系
ヌメラやナマコブシ、ヤミラミなどでロックや牽制をするデッキです、オーベムやエビワラーなどの殴って引っ込む系のアタッカーを持つこともあります。ベンチ狙撃系に弱いですが、前殴り系には対策を強います。
I.ドガース
Aタイプのガン殴り系以外のデッキはHPが低いことが多いです、ヌメラもミュウも関係無く全てを刺せるのがドガースです、主催的には環境に一強を作らなくさせているキーパーソンだと強く考えています。
さて今回はこの辺りでしょうか、まだ見ぬデッキはまだまだあるはず、2回目の情報をおまちください。それでは。
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