見出し画像

【2024.3.24】SFCライフ振り返り

ののです!
毎回久しぶりのnote。笑
いつもは振り返りをマイノートに残すんだけど、5年間もあったからどうまとめるかすぐに思いつかなくて、そこに残す前に頭を整理するためにnote使お!と思っていま書いてます。

とりあえず5年間なにしてきたか書いてみます!


浪人生活からの奇跡の一般受験合格

私は現役でSFCのAO受験に失敗し、一般受験で受けた大学に全て落ちたので、1年間浪人することになりました。
その時は親への反抗心と笑、周りよりも良いところに行きたい、できない自分に勝ちたいっていう気持ちだけで、早慶どこか通れーーって思いながら沢山受けさせたもらいました。(反抗期ばちばちだったけど親には本当に感謝。)
塾には通いつつ基本は家で1人で机に10時間以上向き合う日々。この時にオードリーのANNにお世話になった話は、私の周りの友達ならみんな知っているはず笑
2月も不合格通知が続き、もうダメだと思っていた最後、環境情報学部が私に合格をくれました。小論文もユニークだったし、英語の読解もいける時といけない時の波があったので、よかった感触が特にあるわけでもなかったけど、高校の時通っていた塾で死ぬほど小論文対策していたことがここに来て功を奏しました笑
通知を何度も確認して、家で1人で泣き崩れたことは今でも鮮明に覚えています。私には人の2倍3倍の努力が必要で、それをやりきった先には結果はついてくるんだと自信になったし、人生の大きなターニングポイントになりました。

なにも持っていないところからのスタート@1年

憧れの慶應生!それも最初に入りたいと思っていたSFC!
ドキドキとワクワクで始まったキャンパスライフは、久しぶりの友達づくりから始まりました。同じクラスには、〇〇の日本チャンピオンとか日本代表とか、起業しようとしている子とかがゴロゴロいて、やばい私なにも持っていないと結構焦りました。焦っていたからといってなにかできるわけではなく、起業の誘いには乗ってみるものの今の自分のスキルの持っていなさに貢献できることは何もなく、とにかく授業をちゃんと受けることぐらいしかやっていなかったなぁ。笑
だからこそ、この1年で「自分の関心分野をみつける!」を目標に1年間過ごしました。留学はしてみたいなぁと思ってGPAだけは3.5以上キープしたりとか、異分野の授業色々とって自分の関心見つけられたらいいなぁと思いながら幅広くチャレンジした生活は大変だったけど楽しかったです。SFCらしいグループワークの授業とかちゃんとやってこない子にイライラしながらもがんばることは好きだったのかも。
色々受けていた中で、暮らしの中での気づきやふとした疑問に立ち止まり、調べたり考えてみることをするようになりました。
それが後のNPO iPledgeに入るきっかけをくれた先輩に出会えたり、ipccを知って環境問題に関心を持ったりにつながっていて、1年はそれが目標達成って感じだったかな!

サークルは迷いに迷って逗葉ヨットサークルに入部!今でも連絡を取り合える仲間に出会えて、先輩もおもしろくて素敵な人たちばっかりで超甘えさせてもらいながらただただ楽しい1年でした笑
大学1年って超楽しい!って思えたのは逗葉に入ってたからだと思う!

ひたすらzoom mtgだらけの2年生

コロナが始まりキャンパスに行けない日々だったけど、当時の学部長はオンラインで最高の授業をするって断言してくれるイケおじだったし笑、研究会にも入ってiPledgeにも入ったタイミングだったから結構忙しかった!
「今日はzoom4こはしごで〜」「今日はzoom 5時間とか」そんなスケジュールが普通に沢山あってそれはそれで異常だった笑
2年のテーマは「環境系の授業とりまくって知識深める&英語がんばって留学勝ち取る」でした。

オンラインで成績が少し下がっちゃったりはあったけど笑、頭のいいひと達と沢山ディスカッションする機会があって、なんとなく頭良くなった気がした1年でした笑
特に井庭研でめちゃくちゃSFC感の強い学びに浸かれたことはすごく感謝しています。創造社会や創造実践学を構築するとかね。社会学系の本をたくさん読むことになり、読書の筋トレって感じでそれが思考の刺激に沢山なったし、オンライン上でこんなワクワクしながら探求できる場に参加できて恵まれてるなぁと思う機会も多かったです。
地球を救う暮らしについて考えるプロジェクトに入り、いっぱい事例調べたり議論を重ねた経験は本当に今につながっています。ここで初めて修士や博士の先輩方と話す機会が増えて、思考レベルが違いすぎて驚いたと同時に、自分もこんな風になれたらいいなぁという新たな選択肢が誕生しました。
その一方で、秋に2期目にしてプロジェクトリーダーを任され、ほんっとうにきつかった笑議論の持っていき方が分からなくて堂々巡りになったり、他のプロジェクトと比べられて劣等感を持ったり、自分の力の無さをそこでも痛感するきっかけになりました。
先生にも思考力の浅さを指摘されて、人前でにこにこ話すことだけうまいやつだなと自覚したし、そこを変えたいと思い3年を迎えました。

半分日本。半分ノルウェーの3年生

3年の目標は記憶が曖昧なんだけど笑、変わらず英語力の向上とかとにかく留学生活を無駄にしない的な感じだった気がする!笑

井庭研ではリーダーから解放されて、憧れのありちゃんさん(超偉大な博士の先輩!)の下で活動できて純粋に楽しかった!リーダー向いていないかもなぁって思いつつありちゃんいない時のリーダー代理みたいな立場で頑張っていました。タスクちゃんとやってくるだけで褒められたし笑、その中で気づいたこととか共有するのも去年よりはできるようになっていたと思う。プロジェクトは多様なセクターと共同でより良い生態系保全の活動をつくっていくヒントを言語化するって感じで、自分の自然観について考える機会が多かった。
もちろん環境問題についての知見は増えていて、温暖化とか異常気象、海洋汚染とか知ってはいるけど、結局自分は都会育ちで自然と共に生きる環境で育ってきていないっていう感覚があって、その中で感じる小さな自然の重要性に気づくことができました。あと、だれかに「こんな問題があるから〇〇すべき」って安直に話すと、結局調べたことだけで繕う表面的な内容だけになってしまうことにも気づけました。
大事なのは、小さなことでも自分からしかでない気づきを大切にすること、小さな気づきからの深ぼりに価値があるってことです。

ヨットもこの夏までを機に引退をしました。正直周りのメンバーほど意欲があったわけじゃないけれど、上手になりたいと思って毎週向き合って、少しずつ上手になって、できるようになってく過程で褒められたりして沢山嬉しかったり楽しかった瞬間がありました。私なりに後輩にも教えられることや伝えられることがあったりしたと思っているし、逗葉で頑張った期間は私の大切な思い出です。最後引退式で大好きな同期と後輩が真剣に聞いてくれているのを見て涙が止まらなくなったことも今となっては良い思い出笑
引退後も変わらず仲良くしてくれていた同期には感謝しかありません。

そんなこんなで8月からはノルウェーのオスロ大学に交換留学で1年間滞在しました。とにかく自信を持って英語話せるって思えるようになりたい!それと、自分の研究につながるようなことを沢山みて学んで吸収したい!そんな思いで過ごしました。正直春学期は忙しくって全然事前準備をする余裕がなかったから、寒いからその対策とあとはサーモンが美味しいくらいしか分からずに渡航。笑
もちろん寒かったし、今考えると色々タフだったなと思う笑ひとりで色々な所に乗りこんでました笑
まぁそこでの出会いがまた次のステップを考える価値観に大きく影響しているわけで、本当に留学に行けてラッキーだったと思う。コロナだった割には旅行にも沢山行く機会があって、またこういう体験をしたいなぁと思わせてくれました。ないものねだりで他の留学生に嫉妬したりしていた瞬間もあったなぁ。そういうのはどこに行っても変わらない笑けど、時間にもゆとりがあって、日本での生活や文化を比較したりすることにつながったり、どっちの良さや悪さも見えるようになって沢山の気づきを得られました。
自分の好きなところや大事にしたい価値観も増えた気がします。

今は日本語9割英語1割くらいの生活だけど笑、当時は英語にどっぷり浸かって多分だいぶ外からみたらかぶれてた笑でも英語を話す自分も好きなの笑
じぶんの話し方的に強くなれてる気がするし笑、英語を話せない劣等感が薄まっていると思えるから。
そんな感じで自分的には色々次こう動きたいなぁという道筋が見つかって帰ってきた感じです。

自分の軸は自分で決める。@休学期間

3年の後期は、ヴィーガン食品から環境問題への気づきをつくる方法を考えたいっていう気持ちが強くなって、研究会をソーシャルマーケティングをやっていた玉研に変えました。井庭研の同期には好きな人たちが沢山いたけど、その時自分がやりたいことで続けられそうな感じではなかったし、コミュニティにいることにも少し疲れてしまっていたので、良いタイミングでした。
また、帰ってきてから3、4ヶ月ぐらい就活も考えたりしてみたけど、1月に親に話して海外の大学院にチャレンジすることに決めました。色々な選択肢があると思っていて、一旦働いてからとかもあるけど、自分の中で頑張りたいことが見えてきていたから頭の中では消えなくて、その気持ちに正直になろうと思って決断した感じ。
インターンやっていたのもちょっと大きかったかも。英会話を通したコミュニケーション事業をやっている所で半年間SNSマーケのインターンをやっていた時に、留学をしたい人や準備をしている人たちの目標や夢を聞く機会が沢山ありました。そこでもっと早く動くべきだったって話す年上の方達が沢山いて、今やりたいならやるしかないよな自分って思った感じです。
ここのインターン自体はほんと辛くて笑、毎月目標数値を決めて営業をするのと、完全リモートでやる仕事は向いていないと気づきました笑

玉研に入ってからは授業のスチューデントアシスタントとかもやらせてもらえて嬉しかったなぁ(SAですって言うのがちょっと憧れだっただけ笑)玉研は井庭研とは研究会の方針は似ているけど手法が全然違くて、ゆるすぎるかも、とか思ってしまう瞬間もあったけど、ちゃんと自分の研究に向き合ってFBしてくれる仲間がいて少しずつだけど前進できている感覚はありました。ソーシャルプロダクツアワード普及推進協会との共同プロジェクトもリーダーでやっていたのも大変だったけど楽しかった!
商品やサービスから私も気づきをつくれる人になりたいと思うようになりました。

院進目指して卒業プロジェクトをがんばった4年生

玉研とiPledgeに向き合っていた1年。
玉研でのチーム研究は井庭研とはまた全然違う大変さで、ごみゼロライフみたいなチームビルディングもうまくいかないし、モチベが全然違う人たちをまとめて研究を進める難しさに直面しました。そもそもやってきてって言った課題をやってこない人が毎回順番に1人ぐらいはいて笑、それが私からしたらありえないんだけど、そういうのも自分がうまく伝えられていないからかなぁとか内容が合っていないのかなぁとか1人で抱え込んでしまう時期が続きました。
それでも最後一つの研究成果としてやりきれたことは本当によかったと思っていて、研究内容に関しては私の院進に大事な要素が詰まっていました。エシカル食品を暮らしに取り入れやすくするためのプロトタイプの作成とその検証だったんだけど、やりきったからこそ秋の卒プロにつながったし、沢山のFBをいただけたと思っています。
秋学期も研究会の教授たまさんとバチバチしまくって、何考えてるのか分からなさすぎてイライラすることも多かったけど笑、奨学金のこととかお世話になっているから完全に嫌いにはなれません笑笑

iPledgeのことは別の投稿でまとめようと思っているけど、ここで自分たちで企画してアクションして誰かの手に届いたり刺激になる時間をつくるやりがいもできました。リーダーだからこそ他のメンバーの成長や気づきにどうアプローチできるかも考えたし、どうやったら活動に楽しさややりがいを見出してくれるか常に考えていました。

この二つをやりながら、院へのアプライ時期が近づき、全然過去の情報がない中で準備が始まりました。色々な人を頼りつつ、奨学金や学校の申請とかを進めてきて、改めて出したから簡単に通るものでもないなって認識しました。特に奨学金はまだ厳しい戦いが続いていて、お金のことでこんなに困ったのは初めてだし、逆にだいぶ恵まれていたんだなってことにも気づきました笑それでもなんとか年内には第一志望のところから合格通知をもらい、次の道を自分で開くことに成功しました!
デザイン思考を鍛えるコースなんだけど、持続可能な食についてもより深く考えていきたいと同時に、日々の暮らしの消費から生産背景やストーリーに関心を持つきっかけや、環境への配慮とか誰かへの支援とかがもっと購入判断として当たり前に根付く機会づくりや仕組みをつくりたいと思っています。そういうビジネスに関わることが今の私の目標です。

秋には、たまけんのOB経由で知った博報堂のUoCの特別ゼミに参加したことも大きかったです。慶應のSDMの神武先生との出会い、自分の大学でこんなかっこいいことやってる先生SFC以外にもいるんだっていうことを知れて超憧れを持ったのと(他の学部知らなさすぎ笑)、経験豊富だけでなくこんな親身に色々相談に乗ってくださったり話しかけてくれる教授に感謝しきってもしきれません。次のプロジェクトで運営メンバーとして関わらせていただくことにもなって、今年の夏までは定期的に会ってお話できることが素直に嬉しい大尊敬の先生です!

まとめ^_^

こうやって書きつらねてみると、高校生の時には全く予想していなかったことの中に、ちゃんと自分の中で発見と前進がありました。
だからきっと数ヶ月先もどんな風に自分が頑張っているか想像できていないけれど、チャンスが見えた時にそこに乗っかってみることと、常に目標を持って動いていれば、その時その時でちゃんと道はつくっていけるんだと思います。人生いまを楽しんだもん勝ちだよね!
最近は自分がもう24歳だってことにびっくりする時があるし笑、働いている他の人をみるとこんなんで私大丈夫なんかなと、仕事みつかるんかなって普通に不安になるけれど、今やるべきことを地道にやっていくしかないと思っています。できること、やってみたいことに好奇心を持ってチャレンジし続けていくぞーー!

こんな風に今思えるのは、間違いなくSFCに入れたから。SFCの異端で最先端なところが大好きだし、慶應だから繋がれた人たちや環境が幸せすぎました。きっとこれからも感謝し続けるんだと思います。浪人時代の自分によく踏ん張ったと伝えたいし、これから何があろうとこの学生生活で経験した全てのことが私の誇りです。

これからも、SFC生であることに自信と誇りを持ち、社会のためになにができるか考え続けられる人でありたいし、今後の人生もplayfulでcreativeなものにしていきたい!
最後に最終講演でしか会ってないけれど笑、SFCの富田教授の言葉がわたしの指針の一つになっているのでここに貼っておきます!
無事卒業できてよかった!やりきった!🙌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?